2010年7月29日木曜日

1-9-13 ジャシー 私の泊まった部屋


 夕食を終え一人部屋に戻る。
 窓の外はまた雨が降り出した。
雨は大粒で暖かい。それにそもそも地面が暖まっているせいか、一雨降って気温も下がりさっぱりするような雨とはちょっと違う。
 窓枠もベットも机も木製。それにベットのマットレスは全体に少し堅めで真ん中が少し盛り上がっていて、懐かしくも好ましい。
 蚊はいないようだが念のため蚊取りをつけて横になる。
 このツアーに参加を決めたときから覚悟していたので、この快適さは思っても見ないプレゼントだった。
 グゥーッと手から背中、足の先まで伸ばしてみる。
気持ちが良い。

1-9-12 ケニア・スワヒリ語学院=ジャシー


 ジャシー(ケニア・スワヒリ語学院)。校長・運営責任者は日本の人でした。
以前は大勢入学希望者がいたそうですが昨年は2名しかいなかったとのこと、昨今の世界の中における日本の位置が関係してでしょうか。

 今日明日とお世話になるジャシーで食したアフリカはケニア・ナイロビに着ての初めての食事は、普段私が日本で自炊しているときよりも遙かにまともな日本食で、品数も多い物でした。
 元々、こり出すと徹底するタイプの人の様でしたが、この学生減による時間的余裕と経済的にも足しになるということで拍車がかかっていたのかな。
 いろいろ話しを聞いてみると、種類によっては気候との相性でしょうかうまくいかなかった物もあったようですが、日本から野菜の種を取り寄せて農家に作ってもらったり。私も口にしましたが、今ではスーパーに卸すまで上手くできるようになったお豆腐なんかは、本やネットなどで調べてもなかなか思うようにできあがらないものだから日本の有名なお店に直接電話して教えてもらったりしたそうです。
 ちなみに日本食材、どこのスーパーでもとまではさすがに行かないようですが、けっこう手にはいるそうです。
 おいしいコシヒカリに舌が慣れてしまっている私が、美味しいじゃない!と思ったお米は、隣国タンザニアから輸入している物でした。

2010年7月28日水曜日


 明日からは青年海外協力隊の人と一緒になるということだが今夜は一人。
鉄製の門を開け今日泊まる部屋のドアの前に立ち錠を開け部屋にはいる。
 
 部屋の間取りは、ドアを背にして立った場所が、左に台所の小部屋のある広い部屋。ベンチシートと大きなテーブル、壁にはペンダントライトがついている。
前に進んで廊下に出ると、面して二部屋。私が今夜寝る部屋はその左側だった。廊下の左奥はトイレ。トイレに向かって左側にバスルーム。

 シャワーは、ヘッドの所にちょうど蓮(はちす)みたいな形・サイズの電気式瞬間湯沸かし器が着いていて、それでお湯が浴びられるようになっていました。
でもこれが恐いんですよ。
 なにが恐いって、この電気式の湯沸かし器の黒い絶縁(?)テープでぐるぐるまきにされている配線がむき出しになっていて、感電するんじゃないかと思って。 水(お湯)を浴びるわけだし、ボルトも日本より高いわけだし。どきどきですよ。
 トイレは、便座のねじがはずれていたのを知らずに蓋をあげたら、便座が便器の向こう側に落ちてしまい、そのときの音も結構大きかったしびっくり。
水を流すレバーの動かし方も少しこつがいりました。

 トイレの水をためているタンク、パッキンが劣化しているのか少しずつ水が流れ続けていました。これがまたそのときは気付かなかったけれど、夜中寝静まったらポッポッポッポタポタッといいリズムを刻むんですよ。
 日本だったら同じ水漏れでも決まったリズムを刻みそうだけど、ここのは強弱があったり微妙にずれていくんですよ。
 これからを期待させるなぁ。

めおと楽団ジキジキ


評論 「めおと楽団じきじき」
 おもしろ楽団というふれこみ。前評判でも“おもしろいんですって!”と耳にしていたのでどんなに楽しませてくれるのか期待も大。同時に、ただのおふざけだったらいやだなぁとも思っていました。
 オープニングの挨拶、紹介に続いて入場してきた女性は“キューバの元気の良い大人の女性”の迫力の かおるこ さん。続いて、体格ではかおるこさんにかなわないけど笑顔の良い きよし さん。
 かおるこ さんは入場してからマイクの前に立つまでの短い時間で会場の客筋をしっかりチェック。見られた!と気配を感じてドキッ、これはただ者ではない。
 さっそく一曲目「ホテル北津軽」。感情豊かな語りから始まり、よく練られた韻を踏んだ歌詞。滑舌・声量・表現をいっそう豊かにする強弱、勢いのある歌唱。
おもしろさだけでないこの演目は、確かな実力・基礎に裏付けあればこそというのをこの一曲目から感じました。これはただの素人の一発芸的な出し物とは質的に別の所にいる。本物のエンタティナーだなと感じました。
 何曲か披露した後、これも笑いを取りながら二人の紹介のところで かおるこ さんが武蔵野音楽大学の声楽科卒業ということがわかり腑に落ちましたねぇ。基礎、型があればこそ崩せるんですから。そうでなければただの“形無し”ですものね。
 “宗家デコ弾き”も楽しませてもらいました。
これも含めて、かおるこ さん、酸欠で倒れたことがあるというのもさもありなんとゆう熱演でした。
 会場で販売されていた2003年発売のDVDを購入。内容は今回の公演でも変わらず披露された物もありましたけど、これらは定番の作品でもあり、良い物は何度見せてもらっても良いのでそれはそれ。合間に映る映像でも中の良さそうなほほえましいシーンがいくつも出てきました。もちろんサインしてもらいましたよ。
 私自身、歌でも演奏でも出し物の時は、酸欠状態まで行かなくとも精一杯力を出し切る事の大切さを改めて痛感しました。

2010年7月25日日曜日

映画2題「フローズン・リバー」「トイストーリー3」




画2題
「フローズンリバー」(少し前になりますが)
 もともとは低予算作品の一本で、製作にも宣伝にもどんどん資金を投入して話題になる作品ではない。でもストーリーも作りも勝るとも劣らずの出来ばえ。
 人間として女性としての弱さと、母親としての強さと決断。結果としてそれが人間としての成長につながったところが良く描かれていたと思う。
 題名にもなっている気候の厳しさがいっそうストーリー展開を際立たせている。
 毎日の生活も人生も、もう充分に耐えがんばっている。でもがんばってもどうにもならない生活。映画としてはその辺りがよく描かれ伝わり見応えのある作品になっていたと思う。
 だがそれ以上に私の印象に残ったのは、人を老けさせるのは年齢ではなくて悲しみだと言うこと。
実際のところは、より一層そう見えるようにメイクをしているんだろうが、特に1ドルショップのパートの仕事に出かける前に口紅を引くところは際立っていた。
 それにしても俳優とはすごいものだ。

「トイストーリー3」
 こちらは話題にもなっているし予算もかけている作品。
 ディズニー、アメリカのこのての作品の作り方はいつも感心させられる。かわいくも切なさを感じさせ、友情・仲間・家族・家へ帰る・へこたれないという味付けがよおくきいていた。
 この作品がずうっと残ってとゆうことになるかどうかは別として、多くの作品作りに共通するこれらのテーマはしっかり生きていた。
 必ず見たほうがいいということではないけれど、どれを見ようか迷ったとき選んでも後悔はしない一本。

2010年7月24日土曜日

1-9-10 嬉しくなるくらい古い車がいっぱい。でも排ガスで胸が・・・


 ムガネさんの運転で空港を後にした。ジョモ・ケニアッタ空港を写しておきたかったがチャンスがなかった。何となくどこかで見られているような気がして。
 道は広い。景色にすごく奥行きがある、空も高い。だから、日本では目にしないような大型のトラクタートレイラーさえも何か縮尺を掛けたような感じ。周りと比較して大きい小さいが決められない妙な感覚になる。
 車は“飛ばしてます!”て感じのなかなかに勇ましいエンジン音を立てて快走。
と、前方にこの広い道をまたいですごいアーチ出現。アーチには“チャイナ・ケニア”と書かれている。
何でも、特に地下資源があるわけでもないケニアだけれど、ここにも中国の進出はすごくて、その友好の印としてたてられたアーチとのこと。

 空港からの幹線だからか信号がない。Nガイドによると、信号機はないわけではないけど、その数は少ないとのこと。
 街中に入った。運転マナーは車線もなにもあったものではない。自分の行きたい方向に少しでもスペースがあればまず頭を突っ込む、あるいは出して合流や車線変更をしてしまう。
運転に気をつけなさいよ!と言うことなのか、真ん中のスペースに一段高く事故車が置いてあるロータリー式の交差点に進入。ムガネさんは手慣れたもんで、上手に方向を変えて一路今日の宿舎ジャシーを目指す。
 このあたり、排ガスのせいか空気が悪い、胸が痛い。
法律改正で現在は製造から8年以上の車の輸入はできなくなったと言うことだが、今私の周りを走っている車、脇に止まっている車は嬉しくなるくらい古い車がいっぱい。
昔の車って本当にフロント“マスク”なんですよね。(余談でした。)
排ガス規制のない時代の車がこれだけ現役で走っているとなると空気も汚れるわけです。

 私たちを乗せたワゴン車は坂をぐんぐん登りそれから脇に折れた。とたんに舗装が切れ、ずっと続く生け垣と立派な門構えの住宅街(地区)に入った。
 その前で一度車を止めると、門番が鉄の棒で造作された門を開けてくれる。
門の内はむき出しの土ではなく、舗装されゴミ一つ落ちていないきれいな地面だった。
ジャシーの建物は何か懐かしい雰囲気。ちょうど昔の洋館・宣教師館のような作りだったからだろうか。
 今夜私が泊まる男子寮に行くには、同じ建物なんだけど一度外へ出て裏にまわらないとだめと言うことで、荷物をもらいみんなと一度分かれる。
ムガネさんはまた明日出直してくるそうで、Nガイドと打ち合わせをして帰っていった。