2009年2月21日土曜日

最近思わず納得してしまったこと。


 オバマ大統領誕生で改めてマスコミでの露出が増えているけれど、1960年代の世界は多くのものにおいて転換の時であったし今につながる多くの種がまかれた時代であったと思う。

 私の個人的なこだわりにおいてはガンジーやトルストイを抜きにはできないけれど、アメリカにおける公民権運動そのものと、それが一人ひとりや社会・文化・科学のあらゆる面に与えた影響、そして変化のより大きな時代だったと思う。

 尊敬する一人のキング牧師の行動の仕方や考え方そして夢がようやく実際のものに近づいて来たんだと思う。

 それから、いまだにいろいろ話題に上るケネディ。ケネディ大統領が初の衛星中継で演説する予定だったのに、そこで中継されたのはケネディ大統領暗殺のニュース。

 私はまだ小さかったけれどアンカーマンのクロンカイトのように、おじいちゃまが「ケネディが暗殺されたと」となんともいえない感じで言ったことでことの大きさを理解したことを覚えている。

 暗殺後になってはしまったがそのケネディがアメリカの威信を欠けて1960年代に月に人類を立たせることを宣言し実現したわけだ。

 でも当初から、あれはうそだ映像のここがおかしいなどといろいろ話題になった。そんなものかなと思いながら実際に行ったのはNASAだけなので諸説を確かめようが無かった。

 でも先日観た映画「ムーン」の中のシーンで宇宙飛行士が「あれは嘘だという人たちがいるが、もしそうだとしたらおしゃべり好きのアメリカ人が黙っていられると思うかい」というのを聴いて、吹き出してしまったと言うか納得してしまった。

 こんなに簡単に納得させられることってあまり無いと思う。