2009年10月12日月曜日

バラク・オバマアメリカ合衆国大統領のノーベル平和賞受賞を支持します。

 このたびのノーベル賞委員会の選考によるバラク・オバマアメリカ合衆国大統領のノーベル平和賞受賞を支持します。

 マスコミュニケーションを通じての、各界各人の意見は、大きく取り扱われているもの報道されなかったものがさまざまあったと思わなければいけないが、大きな傾向としては、いい意味での驚きとともに歓迎するものと、まだなんの実績も上げていないではないか早いんのではないかと言うものにまとめられると思う。

 だがこの“なんの実績も”と言うことに関しては一言で反論できる。

オバマ大統領は、世界最大の核大国の大統領の立場で、世界の平和を訴え協調を訴え、そのために核の廃絶をすると宣言したのだ。アメリカ合衆国大統領として核廃絶の発言をしたということ自体がすごいことなのだ。

 実際のところはオバマ大統領自身が言っているようにそんなに簡単にできることではなく、生きているうちに実現しないかもしれない。だからと言って今回の発言の価値が下がるのではまったく無い。

 50年60年かけて核兵器が増えてきたなら、50年60年かかると思えばいいし、作るよりなくすほうが難しい原子力発電所のことを考えればそれ以上にかかると思って取り組めばいいのだ。まずは始めること、そしてやめないことだと思う。



 最後にはっきり言っておきたいのは、意見を求められた時などに、足を引っ張るようなことだけは決してしてはならないということ。神様じゃないんだから探せば何か出てくるかもしれない、でも正しい道、方向なんだから応援こそすれ足を引っ張るようなことだけはすまい。

 ノーベル賞委員会の選考理由の説明でも同様の趣旨が述べられていた。

まずは、受賞を喜び共にあることを常に忘れずにいよう。