2022年6月30日木曜日

子育て罰 という言葉のある国

   


   先日の出生率1.30は長期低落のままでずっと来てついにここまで来たかと感じています。すでに人口の自然減の方が新たに生まれる赤ちゃんの数を上回り日本の人口が減少する時代に至った。まずは縮小、小さくなり日本が国として将来成り立たなくなるという事が現実味を帯びてきたわけです。

日本以外にも出生率が低下している国はあります。けれど中には出生率の低下を食い止めた上、上昇に転じさせた国もあるのです。出生率が下がったと一時の話題として取り上げ、あいまいに個々への呼びかけをするだけでなく、具体的な政策がとられた結果が出生率の上昇に結び付いています。 日本は一時騒ぎ立てるもののわずかの間に他人事の様に話題にもならなくなり、国は無為無策。社会保障各施策をOECD内で見てみると軒並み下位争いの状態。 長期低迷で生活苦は増すばかりで、結婚して(生涯未婚率も上がるばかりですが)子どもを産んでなどというのは非常に贅沢な望み。 妊娠中から出産。成長に合わせて買いそろえていかなければならない品々、保育 学校・教育費。そもそもの生活していくことを考えると頭が痛いばかり。

日本には全く持ってひどい言葉としか言いようが有りませんが“子育て罰”などという言葉があるほど。 こんな言葉があるままで出生率が改善するのは到底望めません。 出生率がまた下がったなどと、その時だけ話題になっても、それでどうだと行政が具体的な対策を打ち、子どもは国の未来だとならなければこの傾向は変わらないままとしか思えません。

2022年6月29日水曜日

雑誌 「季刊 セクシュアリティ」゛人間と性”教育研究協議会(性教協)

 今更だとは思いますが、こういう冊子があることを知らなかった私としてはどこかにとっかかりを残しておきたくて゛言葉の備忘録”で残しておこうと思いました。2021年11月2日の新聞赤旗に紹介されていました。 ですから今はこの紹介された時よりも号数を重ねていることだと思います。