2017年12月7日木曜日

異時同図法


異時同図法

(一つ・一枚・一幅の)画面に同じ人物・場面を幾度も画き事柄の流れを表す描き方。



この技法を用いれば、端 区切り・終わり・限ある一つ・一枚の“画面”でも物語・その推移を表すことができるわけです。

そして、この形自体が時間の経過・流れを意識させる巻物。これとて決して端 終わりがないわけではないのだけれど、繰り広げ巻き取りながら一幅の画面に時間とともに移り変わり・推移を鑑賞していくときにはその効果が増すというわけです。

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