2022年2月27日日曜日

セカンドハラスメント

 セカンドハラスメント

つらい経験をした人が、さらに相談相手・被害を届けた際に取り合ってもらえなかったり責められたりすること。


パワハラの6つの行為類型

厚生労働省は、パワハラの主な行為として以下のような6つの行為を挙げています。ただし、6つの行為以外は「パワハラに当たらない」というものではありません。

また、パワハラは行為そのものだけでなく、業種、行為と業務との関係、また、行為が行われた状況や行為の継続性などさまざまな要因から判断される点に注意してください。

1.身体的な攻撃

具体的な行為としては、暴行や傷害です。身体的な攻撃には、たとえば髪を引っ張られた、胸座をつかまれた、あるいは長時間、正座をさせられて物差しで頭を叩かれた、蹴飛ばされたなどの行為が含まれます。

2.精神的な攻撃

精神的な攻撃とは脅迫したり、侮辱したり、また、ひどい暴言を繰り返して精神的にダメージを与えるものです。客の前で「バカ」「ボケ」などといったり、他の社員の前で「役立たず」など無能な社員と何度もいったりするのはパワハラに該当するでしょう。

3.人間関係の切り離し

人間関係の切り離しとは挨拶しても無視される、報告をしても反応してくれない、あるいは他の社員に関わらないようにいい仲間はずれにする、別の部屋に隔離するなどの行為です。また、社員旅行や忘年会などに参加しようとしても拒絶される、回覧物が自分には回ってこないなど場合も人間関係の切り離しに含まれます。

4.過大な要求

過大な要求は業務として必要ではないことをさせる、または一人では到底やり切れない仕事をやるように強制するなど無理難題を押しつける行為をいいます。また、業務とまったく関係のない私的なことを強制する行為も含まれ、たとえば先輩社員が後輩に私用の買い物をさせる、車での送迎を無理矢理させるといったケースです。

5.過小な要求

過大な要求とは逆に、仕事を与えないというのもパワハラに該当します。また、その社員の能力や経験からすると明らかに程度の低い仕事をさせることも、過小な要求に含まれる行為です。たとえば、バスの運転手に対して1か月にわたって除草作業をさせたケースでは企業側に損害賠償を命ずる判決が出ました。

6.個の侵害

家庭のことや信仰する宗教など業務とは無関係なこと、プライベートなことを根ほり葉ほり聞き出すといった行為は私的なことへの過度な立ち入りとみなされます。

被害を受けたと感じている社員にとっては、たとえ苦痛に感じた指導であっても「業務の適正な範囲」と判断されればパワハラには当りません。それぞれの企業や職場の中で、パワハラに対する認識の統一を図ることが重要になります。 

「国土交通省統計不正」 データ書き換え問題

 


ほんとに安倍元首相は日本をめちゃくちゃにした人だったと改めて思います。 今度は各種統計、GDP算出の根拠にもひかれている国土交通省の「期間統計 建設工事受注動態統計」の恣意的操作、それも忖度による粉飾操作が明らかになりました。

「アベノミクスで日本の経済は拡大している。」安倍元首相は興奮しながらひたすらそう言い張っていました。そして「景気が良くなればトリクルダウンで国民の生活も良くなる。」と言っていました。 国民の実感としては次々と制度改悪はされるし、「景気が良くなった!」といくら聞かされても実際のところ生活は苦しくなる一方だったので到底信じられませんでしたが、遂にその根拠が崩れてしまった やっぱり‼という所です。 

建設工事受注動態を粉飾操作しておいて「どんどん経済規模が拡大し景気が良くなってきている。」「トリクルダウンで国民の生活も良くなる。」という言い分は、それこそ各種統計で明らかなように、利益が出てもそれはすべて株主への還元と内部留保になってしまっていて、いずれどころかいくら待っても「トリクルダウン」なんてのは起きませんでした。

口に出せばそれでやったつもりになっていた安倍さん。粉飾された数字をもとに安倍首相が やっている感 だけでずぅっとごまかしていたのです。そして行きずまって政権放り出し。ついにアベノミクスの引っ張りようがなくなり名運が尽き、実体のない都合のいい話を鵜吞みにした人たちもようやく知るところとなったわけです。

ちなみに、この“忖度”は2013年の安倍元首相の就任から始まっていたそうですが、元になった資料が、毎度のことながら破棄されていてやり直しする事もできないそうです。 この資料・数字がすべて国民の財産であり歴史資料なんですが、この度も日本(権力を握っている人たち)の基本的姿勢の欠如を感じます。

2022年2月19日土曜日

「本の通帳」

 


「本の通帳」なるものを紹介しているものを読みました。

今では図書館で本を借りるために行う会員登録 貸出管理 蔵書管理もすっかり電子化され会員証もプラスチックのカードですが、以前は紙の台帳で 手作業で管理していました。 

一冊一冊の本の裏表紙内側に張り付けられた封筒に収められた手札ほどの大きさの厚紙の貸出カードには、書名 借りた人 借りた日返した日が記入されていてこれまでどんな人が手に取っているのかなと思って眺めたことがあります。 

図書館が行う蔵書管理とは別に、借りた個人の側も何時どんな本を読んだかを大学ノートに書き記した人も多いと思います。それが、今日紹介した「本の通帳」は(金融機関の取り組みだから通帳形式になったのでしょうか)何時何を借りたかがわかるので、本好きの人から見ての嬉しいのではないかと思いました。 大人が大事に持っている“通帳”を持てるという事自体子供には何か嬉しくなるのではないかと思ったりもしています。

「しんくみ情報誌 Bon Vivant(ボン・ビバーン)」vol137 2021年2022年12月1月号