フィリピンのデザートを結構紹介しました。 持ち寄りの集まりの時を見ていると、定番のように登場し「これは美味しい」というものから「まずいわけではないんだけど、これは苦手かな」というものまで様々。デザート類も含めて、いまだに「これは初めてだな」というものも目にしますので、また改めて。 会も終わりには、残っているものはみな無駄にすることなくお持ち帰り。 固形の物は紙皿で挟み込む。さすがに汁物は2枚重ね。自家にもありますし、ほぼどの家でも台所に常備されているでしょう半透明の伸びない材質の(ポリエチレン)ビニール袋にパンパンに入れます。
ふと思い出したことが有って聞いてみました。「この袋の事なんて呼んでるの?」と。(写真はセミプロみたいにフィリピンのお菓子を作っている人のケーキを持ち帰る時の物)そしたら「プラスチックバッグ」と言うというじゃないですか。「へ~フィリピンでもプラスチックバッグっていうの。」と思わず口から出てしまいました。 この
でも が今回の話のみそ。 ずいぶん前のことですが、新潟出心と言う縁で、東京浅草で旅館業を営んでいるご主人がこちらの地元紙「新潟日報」に随筆を連載していました。 これが、特段はでなことが語られるわけでもなく、日常を淡々と書き綴った一文なんですけど、それがかえってなごむというかホンワカして掲載を楽しみにしていた覚えがあります。 その随筆のある回に『昨日泊まった外国のお客様から「プラスチックバッグを忘れてしまった。秋に行くまで取って置いてほしい。」と電話があった。忘れ物は全部取って置くようにしているんだが、どう探しても何度探してもプラスチックのバッグなる忘れ物はない。 秋になりその人が再び来日
投宿し保管しているものを見てもらった時手にしたのはほんの薄いビニール袋だった。』と言う話。 日本で“バッグ”と言うとどうしても、もっとハードな材質 大きくてしっかりした物と言うイメージが浮かぶので、このご主人の困惑は十分理解出来ました。 私はこの逸話で、外国の人・英語では(だけ?)こういう物もプラスチックバッグと呼ぶんだという知識を得たわけです。 確かに“プラスチック”で“物を入れて運ぶことのできる袋”ではあります。でも日本人の感覚で言うと、ただの薄いビニール袋じゃないか
と思ってしまうんですけどね。ここが感覚だけでは理解しきれない、翻訳と言う言葉を出すと大げさかもしれないけれど国や言語によっての言い回しの違いを体験・経験・知識として知っているかどうかの違いという事になるのでしょうね。
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