2022年10月10日月曜日

原発はそもそもないものとして考えていかなければ

 

しんぶん赤旗 2020年10月10日

生活に電気は欠かせません。これは誰が考えても自明の理。 でも幾度もの大変な経験の後に人間は「原発」は危ないもの決別しなければいけないと学んだはずです。発電の仕方も一気に多様化、その割合もどんどん変化しています。これからの未来のことを考えると実際それしか選択肢はないのも確かです。 でも今年はプーチンのロシアによるウクライナに対する侵略戦争によって さらなる気候変動によって引き起こされた出来事への対応を求められました。 その中には まだわからないか!!という原発再開 新設の動きもありました。 実は至極政治的なのに経済的に問題をすり替える。CO2排出 温暖化の問題にすり替える。電気が足りなくなったらどうすると恫喝的してまで。 電気は私たちの生活に欠かせません。でも原発(核)は最初から選択肢に入れてはいけないものだと改めて言います。

日本の発電バランス 2021 環境省

 


保険料を取っておいての病院窓口負担

しんぶん赤旗 2022年9月30日

 マイケル・ムーア監督の「シッコ」を鑑賞したときに改めてびっくりした覚えがありますが、(決してそれだけと言っているわけではありませんよ)病気に手受信したとき(だからこそなのに)の医療機関での窓口負担は過去には負担無しの時代もあったことを思い出すと今の日本はひどい状態になったとものだと思います。 
 厳密に、社会保障ではなく社会保険 だということで考えると事前の何らかの負担は制度として避けられないものかもしれません。でも応能ではなく応益負担の考えで、算定基準がどこからこんな数字が出てきたのかと思うほどの高額高負担という時代になると払いきれません。 
 払うと生活費がなくなる、生きていけなくなる。それでも取り立てる、差し押さえまでして。それなのにまた、受診したときにはお金が必要になる。保険料を払っていても、保険外しが様々な理由をつけて行われ続けてきていることを考えると、この国は国民を国をどうしたいのか、根本から疑問に思いますし怖くなります。 
 介護の保険外しも一段とひどいものです。2000年導入時には、すべて保険で賄えるようになると、それまで国民が獲得してきたものさえごわさんにしてまでしておいて。導入後はあからさまな改悪交代続き。 
 全部が日本の様な改悪をしている国ばかりではないし、予算がないわけでもないのですから(軍事費の増大、倍加だけどうしてできる)考えなんですよ。

これでもまだわからないかの2023年度予算への姿勢

しんぶん赤旗 2022年9月20日

 今更ですが、2023年の予算においてもまた社会保障関連予算の自然増分も削減の動きです。 「消費税はすべて社会保障予算に充てます!」?の社会保障は別のものなんでしょうか。 
 コロナ感染拡大の中、保健所の統廃合が大きなネックとなり、保健所削減を先頭になって進めた元の大阪府知事橋本さんが反省の弁を公にするほどでした。 何かあったときに対応のできない国自治体を作るのに躍起になっている。まさにやりたい放題にやりたいことをやって、災禍は私がいなくなってから来てくれ と相変わらずの態度です。

 

2022年10月9日日曜日

今自分が目にしているお年寄りの姿は将来の私だ

しんぶん赤旗 2022年9月20日

 この囲み記事では、だからどうだ ということまでは触れていませんが、どうしても悲観的に大変だなぁとか怖いなぁと思ってしまいます。 でもこれって私自身が相当に毒されているということでしょうね。 
 これは確かにある時点での(推計と断ってあるが)数字であり、これを基にした将来の予測ということになるのでしょうが、どうにも暗い将来しか頭に浮かんできません。 
 日本において高齢者とくくられる65歳以上の就労者数が増えている、非正規雇用が増えているというところは身につまされます。 
 昔は、女性の生涯を持つ人の社会進出の方で考えていて、まさかこのような世の中になるとは思ってもみませんでした。 
 ほんとに生きがいや健康のため働くという人も中にはいるのかもしれないと思いますが、切実に生活(費)のために働かざるを得ないという人が増えていると感じています。 
 先日(自分の国の)国民を大事にしない国はだめになるということを紹介しましたが、これまで国の発展に尽くしてきて、その延長として‟高齢者”になった人を遇しない国・社会はこれもまた将来が暗いものになるということも言っておきます。 
 次の世代若い世代にとって今見えている模様は将来のわが身だということは感じているでしょう。 
 それにしても、これほどまでにお年寄りをないがしろにし自らの責務を放棄して「自助」の言葉で責任を果たさない国(行政)には責任を自覚してもらいたい。