ソニーがPC部門、バイオブランドを分離売却することにしたそうです。
いろんな指標があるし、経営していくうえでの選択なんでしょうがこのブランドを手放すのはどうなんでしょうか。
企業のアイデンティティまで手放してしまうんではないか、この先ソニーが何を目指しているのかどうしたいのか。これでほんとにいいのか私には気がかりです。
PCに関して個人的には、ソニーのワープロ専用機プロデュース、コンパックNECのPCを経て、ソニーがPCを出してからはバイオシリーズを使ってきました。
映画の中でアップル hp デルに並んでバイオがスクリーンに映し出されるとうれしく思ったものです。その個人・会社の性格付けとしてその使い分けは有効でしたしね。
ソニーは好きなメーカーです。
技術のソニー、そしてブランドは世界に誇れるメーカーとして、トランジスターラジオテープレコーダーを始めとしての音響機器、TVのトリニトロン、ウォークマン・・・
誇らしく思ったものです。
あまりにも独創的な新しい取り組みは汎用性・互換性の点、撤退で痛い目に何度もあったけれどソニーが好きだから、ソニーが出すならソニーがやるならと承知の上で手にしてきたので またか! という思いもあります。
カメラ
現在愛用しているデジタル一眼はソニーのαシリーズ。
私フイルムカメラの時代、一眼はミノルタでした。
ミノルタは決してカメラそのものの差ではないと思うけど販売数、メーカーシェアとしてはニコン キヤノンの後塵を拝していたように記憶しています。
ミノルタはデジタルカメラの時代になり会社運営の選択の中で、電子機器、特にセンサーに強みを持っていたソニーにカメラ部門・ブランドを売却しました。
ソニーの側もコンパクト以外に一眼を商品ラインナップに加えられると言うことで双方にプラスだったでしょうか。(ミノルタはそれ以前にコニカ、以前のサクラと統合していました。サクラのカラーフィルムは、アメリカのコダック
ドイツのアグファ
ソビエトのモス日本のフジ等々の中で一番二番で好きな色合いのフィルムでした)
ミノルタもソニーも好きでしたから私は喜びました。
愛用している一眼のαシリーズも、ニコンやキヤノンの方が個々の機能も、製品ラインナップ・商品展開の点で何も考えないと言ったら嘘になります。
でも今ここで別メーカーに走ったら戻ってこれないんじゃないかと思って、次のはどうだ次のはどうだと我慢しています。
この度の選択は、現状追認 縮小均衡 としか思えません。
短期的には良いのかもしれないけれど、もう少し長い目で見てみるとメーカー・ブランドとして良いんだろうか、将来はあるんだろうか。
どんどん商品を絞ってくる。買うものが無くなる。
ソニー大好き人間 ソニー党の人が買いたくなるものがどんどんなくなっていくような思いがあります。
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