6月10日の日曜礼拝は 花の日・子どもの日でした。 いつもの礼拝・流れにプラスして、子どもたちの作った小さなフラワーアレンジメントの披露と教会(員)長老から子ども達へのお菓子のプレゼントがありました。
ふと思うことがありました。
日曜美術館という長寿番組で、もう相当昔のことになりますので心配なところも正直ありますが、今でこそ多くの知るところとなったブリューゲルの展覧会・作品紹介、ブリューゲルの人物像や当時の社会的背景も紹介され中身の濃い回で強く印象に残っているのが、ブリューゲルの作品に“子ども”が描きこまれたという話。 その昔、子どもは小さな大人としか認識されていなかったんだそうですが、“子どもの発見”という事ではルソーの視点・概念によってという事になりますので、絵画というとイコール宗教画というものが、市井の情景・村や町の人々の日常の暮らしも取り上げられ画かれるようになったという事になるのでしょうけれど。と言っても代表作と言われるバベルの塔や他の作品でも宗教や日常の生活での教訓的な趣旨は後世の個人の内面を描くというようなところまで変わるものではありませんが。
ところが、当日の礼拝・聖書の個所では、まさに聖書の時代から子どもが大人とは別の存在として、時には対比するように書かれているという事に触れて誇らしくもうれしく思った次第です。
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