2018 福祉・介護・健康フェア(11月18日日曜日 朱鷺メッセ・ウェーブマーケット) の案内チラシを入手しました。 目を通していたら「はたらくくるま」というコーナーが目に留まりました。そこに紹介されていたのは自衛隊の車両。 日々の暮らし、生活の中で欠かせない“働く車”っていえば沢山あるだろうに、なんで自衛隊の車両なの?
地震に豪雨 河川氾濫
水害が続きます。その時の救助・復旧活動で“自衛隊員”の働きを評価しない人はいないと思います。 だからといって隊員ではなく「自衛隊」となると話は別。自衛隊の本質は「軍隊」だという事を決して忘れてはならないと思います。決して建設会社
土木会社ではありません。 自衛隊は「自衛隊であって軍隊じゃない」と言う人がいるかもしれません。でも「自衛隊」という言い方は日本お得意の言い替えによる本質隠し。実質は立派な軍隊、それも世界的に見てかなり規模も質も高い軍隊。 実際の所、今でも自衛隊を外国に紹介するとき・外国が“自衛隊”を取り上げる時は“軍”の扱いになっています。
社会福祉(社会保障)に関して第2次世界大戦が終わりを迎えようとしていた時期、戦後を見越してのタイミングで、人を殺す大砲か人を生かすバター か 戦後の方向
選択を迫った“大砲かバターか”という有名な言葉があります。 そう 福祉と戦争は本来別のもの。 水と油、両立しないものなのです。
それなのに日本のこの手の 〇〇社会福祉祭り と銘打つ催しでは前々からこういう組み合わせが続いていて、なんでこうなるのか納得できないでいました。 人権・平和、子どもの成長にかかわることを企画者自身ちゃんと考えず、前からこうだったいつもこうだったと流れだけで計画しているんじゃないでしょうか。 軍隊を支持する人たちの催しならそういう企画が出てくるのはまだわかるけれど、社会福祉の集まりなんですから。何時までこんな展示、企画しか立てられないのでしょうか。 子どもも来る催しなんですから大いに問題ありの企画だと思います。社会福祉にかかわる人の、軍隊・戦争そして人権に対する姿勢を大いに問います。
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