「なんだろう」と思ってはいたのです、その時も。 行く先々の建物(と言っても王室関係の)の屋根、その先端にかけて何やらのっている。 精緻な磁器と言うよりざらざらとした粗目の土を こて か何かでその質感を残しながら荒く形作った物
。 ちょうど一番前の人(?)に従っている風に、次は猿
その次も動物のように見えるものが一列につながっています。 全部が全部同じと言うわけでも無いようで、並びの列が少し長く終わりの方に少し大型のタイプの動物を模したのかと思われるものが連なっているものもありました。 いずれにしても、それらは
いかつい というよりは愛嬌を感じさせてくれる造作物だなぁと思いましたが、その時はそこまで。
この秋、朱鷺メッセで発行されているフリーペーパー Tottoki guide(トッときガイド)2019 11・12 vol.96 を手にし、目を通した連載記事「隣国情緒~北東アジアレポート~」のテーマは“朝鮮王朝時代の建物”でした。 そこに、以前目にし「なんだろう」と思いながらすっかり忘れていたあの造作物が取り上げられていたのです。 あれは、三蔵法師とその一行なんだそうです。
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