2019年12月28日土曜日

雑感


2019年 クリスマスはやわらかく明るい朝の日差しの中で「メリークリスマス」と声を交わして始まりました。 “冬至”を経て 再び光の時 が来る。ほんとにクリスマスなんだなぁと感じます。 冬至 はずっと知っていました。昔は今以上に季節感 歳時記 日常に様々な行事が息づいていましたから。長い年月をへて、日常の生活が変わりせわしくなったのでしょう今は昔ほど(小さかった頃)でなくなったと実感していますけれど。 生活が便利になるという事では進歩という事は歓迎すべきことなんでしょうが、アイデンテティ・文化という事ではもっと大切にしなければいけないことなんだと戒めています。 

私にとっては“冬至”というのは特別な思いがあります。儀式として何かするという程ではないのですが、復活 という所まで言わなくとも 再び という事では私自身の体験 私の周りを見回してもこの言葉の響きを肌までも感じることが幾度もあるからです。 そして「やはり“クリスマスには奇跡が起こる”」でしょうか。 今年もさまざまに災害が有りました、変化はしているのですが“紛争”はなくなることはありませんでした。それ以上に名前の伝わらないだけの多くの働き人がいるのは知った上であえて名前を出しますがアフガニスタンで中村哲さんが殺害されるという本当にもったいない悲劇もあったばかりです。 人の想いでは 神様… と思ってしまう事もありますがきっと何かお考えがあってのことなんだと時が満のを待つばかりです。

教会の紙誌の中に 光 に関することを見つけたので書き留めます。

聖書に出てくる 光 という意味のギリシャ語には二つあるんだそうです。 一つはフォース これは弱くはかない光、ろうそく や焚火や松明の光を示すそうです。写真、フォトグラフの語源ともなった言葉だそうです。 新作が公開され話題になっている映画作品で多くの人が知るに至ったこの言葉 すべてを超越する力 と受けとれるように用いられてきていますが、実はこの言葉が 弱くはかない とはびっくりしてしまいます。作品宣伝のためにわざとそのような訳を持ってきたのか、実際強大な敵に対しては小さく弱いかの光が決して吹き消されないさまを見ると本質はついているのかもしれません。 ちなみに二つ目はドクサ。栄光 威光 繁栄、強くまばゆい光を示すそうです。

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