2021年2月20日土曜日

パン・デ・ココ

 


以前「パン・デ・サール」を紹介しましたが、今日は「パン・デ・ココ」。 「パン・デ・サール」は日本語で言うと「塩のパン」。察しの言い方はもうお気づきかと思いますが「パン・デ・ココ」のココはココナッツのココ。硬いココナッツの殻の内壁の白い果肉を細い紐状に削り出し、この場合はさらに短くカットして甘く味付け、それをパンの餡として包み込んで焼き上げた物が「パン・デ・ココ」と言うわけです。

沖縄の甘さは黒糖の甘さフィリピンはコンデンスミルクの甘さ。以前私がフィリピンプリンとして紹介した「リッチェプラン」を初めて口にした時の強烈な甘さ。 今回の「パン・デ・ココ」の餡の甘さはそれに比べると少しおとなしい。コンデンスミルクと言うより普通に 砂糖を使ったの?と言う感じの甘さでした。 割ってみると、少しオレンジがかった湿り気の有る餡。この湿り気は砂糖がパンやココナッツの水けを吸い集めたものなのでしょうか。

0 件のコメント: