なでしこジャパンの試合を見せてもらいました。 ワールドカップで優勝したころの、速いパス回しからの攻撃、最後まで走り回るひたむきさに魅了されたのを思い出します。体格ではどうしても違いのある所を、相手を上回る運動量とチームワークを持ち味に戦い抜いていたわけです。そのイメージがあったものですから、サッカーをやっている人に言わせれば男子の試合は全然違うよと言われながらも、この度のオリンピックでの試合を見せてもらったわけです。 結果は、勝ったか負けたか以前に「これじゃ勝てない。」負けるにしても負け方がある なんで奪われるまでいつまでもパスばっかりしてるんだとストレスがたまるばっかり。見ていて面白くなかったし、応援する気にもなりませんでした。 確かに、ワールドカップで優勝したころのなでしこの速いパス回しは優位点だったんだと思うけれど、時が経ち他の国々のチームに対しての優位点ではなくなってしまったのでしょう。今回見せてもらったのでは、パスはただパスをしているだけ。それも体力回復のための時間稼ぎを目的にボールを回しているようにしか見えませんでした。 守りは100% 完全にうまくいっても負けないだけ勝てないわけなのに、それもしきれないでボールを奪われ一気に攻め切られてしまう場面が幾度あったでしょうか。パスだけでシュートしないんだから点が取れるわけが有りません。相手からすれば、一向に攻めてこないでパスを続けているだけとわかっているんだから余裕をもって守備でも攻撃でも態勢を整えられるというわけです。今何が必要かに気づかないまま「何かおかしい」と頭をひねったままに時間ばかりが過ぎていったように見えました、あれでは勝てません。 結果は残念な負けとなりましたが、45年ぶりとなったハンドボールの方が、試合時間も短いとはいえテンポも良いし今何をしたらいいか何が必要かを一人一人が認識し動いていたと思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿