2021年12月31日金曜日

死後の行き先 こんな発想も

 


しんぶん 赤旗 日曜版
2021年2月21日

 地獄極楽絵図 というものがあります。人の行いを正す、悪いことと言っても様々とはいえ、悪いことをすると死んで地獄へ行くぞ 地獄はこれこれだぞ!と字が読めなくても見てわかるように作られたもの。 お金をたくさん積めば極楽へ などという御利益宗教は問題外として、助かりたいという気持ち悔い改めの気持ちのある人、字の読めない人に教えを広めると活用をされていたものです。 この随筆が目に留まったのは、仏教 お寺のご住職が「天国化地獄化に分けられるのではなく、生き様の違いでいろいろなところに分かれる」と話してくれたというところ。 呼び方は様々だとしても、世界中に天国と地獄というような発想がある中このお寺様の考えは新しいな、と思った次第です。 

 これは日本だけのことではありませんが、” 悪いこと”をしたら地獄へ落ちるぞ‼と言われないとダメな人が多くて大問題です。 謝罪会見(! ?)で ばれてしまって申し訳ありません。と頭を下げる姿を何度見せられていることか。全然謝っていることになっていません。悪いことをしたからではなく、ばれてしまったから断っているだけ。神様でもお天道様でもいいですが、だれか見ている。という気持ちを今一度持ってもらわなければならない人が大勢います。


離れていても変わらぬ思い(感覚)

 


日本経済新聞
2002年9月26日

 人間は左右対称  木(枝)のパターンに やすらぎ を感じる、この石庭にそういう意図があったということがわかったということが書かれていました。 この調査の結果はこれはこれで「なるほど そうか」と思わせてくれるものがありました。でも西欧のシンメトリーに対して日本の非対称の文化(この場合は美というより哲学?)というのもあるなぁ、と思います。
 それよりも安定(安らぎ)ということで興味深かったのは”木”感じてということ。 この度具体的に頭に浮かんだのは ギャッベ のデザインでしたけれど、絨毯のデザインでは広く木の文様が使われています。 木は 根を張るとか 伸びる 子孫繁栄 豊穣 水 などを意味する縁起のいいデザインということを思い出しました。そして人の想いの繋がり、距離が離れていようとおんなじ人間同士ということを感じました。 

軟水硬水

 


日本経済新聞
2013年3月23日

 私自身は不都合なく水道の水を飲み、出先にもっていく飲み物も水道水ベースで過ごしてきていたのですが。妻は自国での生活習慣からか、洗濯や炊事での水道水使用については何も言わないけれど、グラスから直接“水”を飲む・水分補給に関してはミネラルウォーターを譲りませんでした。 私の方は特にこだわりはなく、その時目の前 手元にあるからミネラルウォーターを飲むという感じでいました。 ところがある日、夜中に喉の渇きを覚え口にしたら(ミネラルウォーターの方)おなかへの刺激がなかったんです。 それが消毒しているということの証だったのかもしれませんが、水道の水を夜間空腹のタイミングで口にするとおなかが動き出すというかきついときは気持ちが悪くなることさえあったのが全くなかったのです。  それですっかり、煮炊きは水道水を使うけれど直接飲むときはミネラルウォーターという使い分けをするようになったのです。 
 ミネラルウォーターというと最初のころは、輸入物という感じでしたけれど、今では実に沢山の商品が出回るようになりました。 でそれらをいろいろの飲み比べて、日常入手しやすいものの中から2~3種に絞りました。 その過程で、よく宣伝もしていて幾度か口にした商品が慣れるにしたがって物足りないというかちょっとボワッとした感じがしたので、硬度を見てみたらずいぶん軟水よりのものでした。それで、これよりは硬度の高い物が好いかと現在のミネラルウォーターに落ち着いたというわけです。
 ところが今回紹介したこの記事を見ると、私の「もう少し硬水で」なんて選んでいたのはすべて軟水の中だったことがわかり、びっくり。軟水は硬度100未満 中硬水は硬度100~300未満 硬水は300以上、というのですから驚きです。 昔「硬水を飲むヨーロッパの人は結石が多い」なんてことを聞いたことがありますけれど「さもありなん」と思いました。 実際のところどれほど硬度的に高い物を口にしているのかは様々だとは思いますが、食物も煮炊きにもその日本より高度の高い水に日常に接しているわけでしょうから違っても来るというものです。 でもこの分類で行くと、私がもっと硬度の高い物をなんて言っていたのがすべて軟水の中での話だったということになるわけで、硬水なんて言うとどんな感じなんでしょう。 一つヒントは、昔々ローマの街を歩いていた時建物の壁に意匠を凝らした出口から水が流れているところに遭遇しました。なんでも昔の馬なんかが一休みする時に、そこで水を食んだとか。手に受けて少し口にしたその水は、すっぱいという感じはしませんでしたが、口の奥あごの方でずいぶん苦みを感じた覚えがあります。そんな感じまで行くのでしょうか。 *硬度=水に含まれるカルシュウムやマグネシュウムなどの量を炭酸カルシュウムに換算して表したもの 国によって算出法が違うが、日本 アメリカはカルシュウム量(㎎/ℓ)×2.5+マグネシュウム量(㎎×ℓ)×4.1の計算式で求める


2021年12月30日木曜日

”昼夜逆転” そんな理由があったとは

 

しんぶん 赤旗 日曜版
2020年1月26日

勉強になります。
こうやって説明を聞くと、見え方が全然違ってきます。
接し方 声のかけ方が全く違ってくると思います。
色々見る 接する、実際にかかわっている人のすごさですね。

子どもが怒ったとき

 



                        しんぶん 赤旗 2021年6月12日


 アンガーマネージメント という言葉を以前より耳にするようになりました。 なぜか グリーフケア という言葉も一緒に浮かびます。

 今も泣く声や顔の感じで感情の起伏・喜怒哀楽を感じますが、子どもが~ということで行けばこれからということになるのでしょうけれど、大人だってあまり変わらないような気がします。

セロトニンを増やす食べ物

 

しんぶん 赤旗 日曜版
2021年6月13日
日本自殺予防学会理事長 帝京大学医学部客員教授
張 賢徳 さん
「コロナ禍のうつ病対策 下」より

セロトニン
脳内セロトニンが減少すると、脳の神経を元気にするBDNF(脳由来神経栄養因子)が
減り、脳の機能が低下して、うつ病の症状が現れるとされている。
→セロトニンを増やす生活習慣
栄養バランスの良い食事
定期的な運動

「うつ病の治療・予防に効果あり」の栄養素
→トリプトファン
  オメガ3系脂肪酸

トリプトファンが体内でセロトニンに変わる・活発に働くにはビタミンB6 ビタミンD葉酸 鉄 亜鉛などの栄養素が同時に必要。

 勉強になります。 普段から階段を使ったり速足 歩幅を大きくで歩いたり、わざと少し遠回りをしたり、意識しています。 でも改めてスポーツという感じではないので菅、食べる方ならできるかな。というか結構一覧に上がっているものを意識して食べてました。 マイベターハーフ ハニーのためにも赤ちゃん・子どものためにも頑張らなくっちゃ。

  

“専従病”

 

しんぶん 赤旗 
2016年6月8日

私に言わせれば、こんな考えに一切関係なしの“専従病”とでもいう発想で人を判断する人がいました。 今はどの程度まともになったのかわかりませんが。
医学部を出て医者にならなかった人はどうしょうもない とか、牧師と活動家の息子は(娘は)正反対に行く、などといったことを思い出します。

人一倍敏感な子 → 感受性豊かな子

 

しんぶん 赤旗
2020年9月9日

時代は変わった 解釈も 対応も変わったと思います。
程度の差こそあれ、珍しくないと感じます。

2021年12月29日水曜日

相談窓口の一部

 


メンタル 20のチェック


 

身体症状症

 


「身体症状症」 

自覚症状に見合った検査結果や医学的所見がないにもかかわらず、頭痛や吐き気・めまいなど身体の不調が長期間にわたって続く疾患。

2021年12月19日日曜日

醬油始まりの地





 

COVID19 2021.8.10 感染者

 

2021.8.11(水)

軍事費と社会保障

新聞 赤旗 2020.1.22(水)

 

「産土笑い」

 


「産土笑い」もう30年以上も前祖母から初めてこの言葉を教えてもらいました。 すぐ上の子からでも20数年ぶりにこの言葉を思い起こしています。 赤ちゃんはいくら見ていても飽きることはありません。まだこんなに小さいのに色々な表情を見せてくれるなぁ と感心します。 そのたくさんの表情の中でもニコッと笑顔を見せられると「わーっ可愛い」とメロメロ デレデレ です。 その可愛い笑顔 表情を「産土笑い」と言うのだと教えてくれたのです。

 まだ誰に教えられたわけでも、面白いも何もまだこの世的には経験したわけでもないのにこの赤ちゃんの表情。 生理的には、ただの筋肉反応であり、社会的経験からの笑顔と言うものではない、という事だそうですが。 私この度 赤ちゃんの産土の表情を見ていて思いました。確かに人間社会での経験はない、この世的な社会経験を積んでの表情ではないだろうけれど、神様の所にいた時の楽しい思い出からこの笑顔が生まれているのではないだろうかと感じました。ほんとにそんな感じなんです。

赤ちゃんを抱き改めて思うナチスの残忍さ

赤ちゃんは元気です。 よく飲み、運動?手足をバタバタ、抱き上げるとすでに首を支えようとしていると感じるほどです。夜中の授乳は大変ですが、すべてが可愛くてがんばっています。 でも、いくら動きが活発でも寝かされた所からどこかに行くことも食べ物を自分で手に入れることもまだ出来ません。泣き声で人を呼び人にミルクを飲ませてもらい人におむつを替えてもらうしかありません。誰か周りの大人に助けてもらわなければ生きていけません。

改めてナチスの残虐さを覚えます。 ロベルト・ロッセリーニ監督の手による1946年の全6話からなるオムニバス作品「戦火のかなた」の一シーン、ポー川のとてもとても広い河口部、両岸に広がる葦原には水路が走ります。そこを舞台にしたエピソード、後方かく乱の任務を帯びたアメリカ兵と撃墜されたイギリス軍パイロット、そしてパルチザンの人たちが空腹を満たす為その一角にある支持者の一家を訪れる。その後ナチスが襲撃で、その家にいた人たちの中幼児がただ一人だけ生き残りわざと殺さず、葦原を走る水路を行き来する小舟が付く桟橋で泣き続けるシーンが出てくるのです。 自分一人では、一口の食べ物も一口の水も、どこかへ行って誰かに助けを求めることも出来ない小さな子だけをほおりだしていく。もちろん殺戮は残虐行為ですが、それ以上に喉が渇きお腹がすきいくら泣いても誰も助けに来てくれない状態で小さな子どもを、じわじわ弱って死んでいく状況で置いていく。 初めて見た時から忘れられない情景でしたが、この度赤ちゃんが与えられ改めて思い起こしました。