2021年12月31日金曜日

離れていても変わらぬ思い(感覚)

 


日本経済新聞
2002年9月26日

 人間は左右対称  木(枝)のパターンに やすらぎ を感じる、この石庭にそういう意図があったということがわかったということが書かれていました。 この調査の結果はこれはこれで「なるほど そうか」と思わせてくれるものがありました。でも西欧のシンメトリーに対して日本の非対称の文化(この場合は美というより哲学?)というのもあるなぁ、と思います。
 それよりも安定(安らぎ)ということで興味深かったのは”木”感じてということ。 この度具体的に頭に浮かんだのは ギャッベ のデザインでしたけれど、絨毯のデザインでは広く木の文様が使われています。 木は 根を張るとか 伸びる 子孫繁栄 豊穣 水 などを意味する縁起のいいデザインということを思い出しました。そして人の想いの繋がり、距離が離れていようとおんなじ人間同士ということを感じました。 

0 件のコメント: