2015年3月28日土曜日

10-9-16 車オリンピックを時間軸にしてみてみると 追伸


追伸 
 
 車格・階級社会ということでは昔こんな逸話を聞いたことがあります。

「イギリスはロンドンの高級百貨店。駐車場への入庫待ちの車列の脇を高級車が並ぶことなくサァーッ通り抜けていく。そして正規の駐車料金とは別のお金を払って駐車する。車列の人たちは改めて文句を言うようなことはしない。」いくら別にお金を払うとはいっても、日本人の感覚で言うとおかしな話。何も言わないなんて不思議な感じがします。でも「それが階級社会というものなんだ」

というような話を聴いたことがあります。日本の貴族・お金持ちはその地位や財力を使って国の困難な時でも兵役を逃れようとしましたけれど、イギリスの貴族は特権を行使するだけでなく“ノブレス・オブリージュ”という言葉があるほどに責任も果たすからあり得ることなんだろうと思います。 
 そのほかにも、イギリスでは社会階層・役職で乗ることのできる車が決まってるのを見せられたこともあります。それはある映画で、警察の上役はジャガーに乗っていても現場の刑事・警官はローバーという具合に。ロールスロイスやべントレーはお金があれば乗ってもいいという車種ではなかったし、逆にどのクラスの車に乗っているかでその人の社会的階層が推測判断出来るという具合に。

これも記号としての車ですよね。

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