2015年3月20日金曜日

実感  ”介護”高い専門性とそれに見合わない社会的評価


入浴介助 をさせてもらいました。先日夜勤も行いました。“介助”技術のうまい下手については当然のことながら先輩諸氏にはかないませんが・・・

わたしだってこのままじゃないぞ!と思っていますが先輩諸氏はさすがにたいしたもの。

 

ますます進む高齢化社会の中で、これから一層求められる職種・人材。大切な仕事の割にいつまでも社会的評価が低いままなのが社会福祉関連の仕事。対価としての賃金レベルも低いまま。

色々な資格があり、その資格を習得するための年限や難易度そして対象や内容が様々だけれど進めば進むほど専門性が増し別の業種・専門には手が出せなくなっていく。これは別の部門から新たに係わり初めて実感しています。けれど資格ごとの社会的評価の高低は旧態依然のままというのが現状。

これではいけないということは以前から気づいていました。保育とか生活支援“介護”ということが日常の延長としてのイメージから向けだせないままなんだと思っています。でも専門的な技術はたいしたものだと思います、ほかの人が簡単に変われるものじゃないと実感しています。

いつ終わるとわからない家族の介護に疲弊して関係が悪くなるようなことにならないためにも“プロ”(制度)の力を上手に借りるのが長続きのコツ!と事あるごとにアドバイスしていた私だけれど、今回自分でかかわってみてその専門性とプロの高い技術ということを再認識しました。その専門性を認め、それに見合う評価を早くにすべきです。そうしなければ人材確保はできないということを頭だけでなく実感します。

 そういう意味でも「高齢化社会対策に力を入れると言いながら介護報酬を切り下げる」はだめですね。

0 件のコメント: