この暖簾の先が私の新しい舞台
|
ところで、この度の雇用は“常勤パート”という位置づけ。 “常勤”で“パート”という言葉どう考えても変だと思いませんか?!常勤だったらフルタイムだし、パートだったら常勤とは言いませんよねぇ。でも今の制度ではそういうふうにしないとやっていけない現状があるんです。
日本は未だに同一労働同一賃金にはなっていないので、常勤の正職と全く同じように時間も中身も仕事をしても、雇用形態・契約がパートで正職でなければ基本給もないし加算もつかないし働いた時間分かける時給だけ。ちなみに私の場合、企業規模も業種も雇用形態も勤続年数も違うけど、時給は三分の一強
月給としては四分の一といったところです。(注 常勤でも低い! 以前でも“福祉職の給与は医療職の六割) 誤解されないように加えておきますが、私の所はまだ良い方だと思っています。契約に関しての説明や書類の類もちゃんとしているし、利用者のことを思いながら働く人の負担を少しでも軽くしょうと思って勤務を組んでいるし法人としても人を配置していると思います。 みんな一生懸命ですよ。
それにしても。福祉分野で過重労働の中
まさに身を粉にして働き、それなのに働き続け結婚して家庭を築くことのできない給与というのはなんなんでしょうか。
安倍首相は昨年消費税率を上げるにあたって「社会保障の充実のために」と言いました。でも、実際には法人税率を下げた穴埋め財源に回しました。そして今年4月から介護保険の切り下げです。これは約束違反・うそつき以外の何ものでもないでしょ。
実際問題、今の介護保険制度でもその働きに見合った賃金をちゃんと出し人をちゃんと配置してはやっていけないレベルなんです。それを安倍政権は自分の都合のいいところだけを取り上げ無理押しの末4月から切り下げるんです。
「(介護保険)制度で保障されない分は利用者から直接(自費)お金を取れ、そうすればやっていけるだろ!」
利用する人のことをホントに考えている良心的なところほどやっていけなくなる。それでは継続していけない保険制度しか考えない安倍政権は、国民のことを考え国民のためにある政府・行政ではないと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿