2017年2月1日水曜日

F1 15-10-22  街中の装甲車


 昔に比べれば個人で目的をもって海外へという旅行もずいぶん多くなってきました。そんな風に思うと私なんかかわいいものだと思いますけど、東西統一前ベルリンのチェックポイント・チャーリーを通って東ベルリンそして東ドイツを回ったこと。東アフリカ・ケニアに行ったというのはただ観光旅行だけしていたわけじゃないんだという事になるかと考えています。最初のころはヨーロッパの有名観光地もいきましたけど。

 旅行者が気を付けるという事は昔からありました。ただし911後はその中身がずいぶん変わりました。政治・経済の混迷から社会問題もより複雑で深いものになったことは実感しています。

 詳しい人現地の人警察の人に同行してもらう経験もしましたが、これまでは危ないという話を聴いていたところでも場所とか時間に気を付ければやってこれました。でもフィリピンに行ったときはこれまで行った国々とは違う感覚がありました。

周りにかかわりなく良さそうな人たちが歩いているかと思っているといきなり強い視線 気配を感じることがありました。ここはいかにも危なそうだなぁというところというわけではなくて、どこでもいつでもそんな緊張感がありました。

 視覚的にも、人が楽しむ集まる(だからこそテロの危険があるのでしょう)華やかな街中に装甲車両がデンと止められていてこの国の抱えている事情を思い起こされました。

今のご時世ですからこの国一国だけの問題ではありません、けれど国内で分離独立を求める闘争で多くの人が亡くなっているわけですからこれが現実なんですね。

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