5 3月16日 「弁護士 布施辰治」 クロスパル
次の6本目とともに国民救援会主催による自主上映会で鑑賞しました。たまたま見かけた案内チラシで布施辰治という人を知ることができたのはほんとに幸運でした。
当時の映像と再現ドラマで構成された作品の映像を観て、もともとヒューマニズムあふれた人だという事がまずわかりました。朝鮮の人も分け隔てなく、治安維持法化で弾圧対象になった人たちの弁護・活動へ傾倒すればするほどに増す困難さ。覚悟の上での自身が苦労するだけでなく家族にも降りかかる困難。 治安維持法下において大衆とともにあろうとする選択をするという事は頭が良いのか悪いのか。
映しだされる生き様とともに、記憶に残る言葉を乗せておきます。
“生きべくんば民衆とともに 死すべくんば民衆のために”
“世の中に一人だって見殺しにされていい人はいない”
感動的な言葉。でも人に向かってというより自分に言い聞かせていたんだろうなぁ。
6 3月16日 「燃やし続けた炎 : 治安維持法犠牲者を訪ねて」 クロスパル
「弁護士 布施辰治」 とともに国民救援会という団体主催による自主上映会で観た作品。
これは発掘もの。こんなところでこんな人がこんな風にと見せてもらいました。
7 3月30日 「マネーショート」 イオンシネマ西
「リーマン・ショック」(2008年)で世界経済が大混乱する中での一匹狼的な個性派トレーダーたちの行動を取り上げた作品。困難な状況 受け入れてもらえない提案、最後に逆転するところが出てくるんだけどあまり痛快 やったーという感じはしませんでした。上がるときに限らず下がるときでも利益が出ることもあるわけだし、この世界のことは正直解りません。
4月5月はありませんでした。
このころ私は何をしていたのでしょうか。大変だったのかな。二つほど思い当たることがあることはありますが。
8 6月7日 「これが私の人生設計」シネウインド
事実は小説より奇なり を最終的に100分前後の作品に一応の決着をつけるにあたってもちろん取捨選択 脚色が加えられているでしょうからこのままどうりのことがそのすべてが描かれているとまでは思っていませんが基となる女性・話は実際にあったようです。
その基になる事柄とひらめきへの解釈
演出、スタッフ キャストの持ち味等々については個人的好みとしては多少のずれがありました。でもイタリアという社会 イタリアの人々の持っている良いところそしてかたくななところが描かれている作品と思いました。もしかしたらそこが単純に楽しみ切れないと感じさせるところだったのかもしれません。
ところで。この作品にも、主人公の女性のごく近しいところにゲイの人がいました。恋人にも夫婦にもならない関係なんだけど、これが近くにいてくれる存在として話し相手にも人の温もりを感じさせる存在にもなっていました。恋人や夫婦という関係は素晴らしい関係だと思います。でもその関係がうまくいかないことになるときもあるわけで、そういう事でいうと、そういう関係を超越した関係・男とか女とかいう事ではなくまさに人と人の関係で付き合える存在・関係なのかもしれないとよそ事かもしれませんが考えてしまいました。