2017年3月22日水曜日

2016年 劇場鑑賞作品 1・2月分


1 1月 6日「カプチーノは熱いうちに」  シネウインド

 人間生きているとどこにどんな出会いがあるか新しいドアが開いて新しい人生が始まるのか。 願う事が叶うときもかなわないときも、なぜと思いながら新しい道が新たな出会いと生活の始まりに導いていってくれる。大作とか名作として後々紹介される作品には入らないかもしれないけれど、観た人には“取っ掛かり”が残る一本。いろいろなタイプのいろいろな人生が複層的に出てくるので誰かのどれかに自分を重ね合わせられそう。



2 1月 20日「ブリッジ・オブ・スパイ」  イオンシネマ県央

 これは重い。同様の作品はこれまでもあるし、これも見応えありました。やっぱり事実がベース、そしてそういう経験が醸し出すものがあるんでしょうね。

ボルボP1800が素敵でした。

私もああして“東”にわたったんだなぁと昔々を少し思い出してしまいました。



3 2月 4日「エージェント・ウルトラ」                                       ユナイテッドシネマ

 秘密機関による人工的改造 歴史的覚醒で普通の人間を超えた能力を身に着けて大活躍という映画は数あるなか、この作品は実写版だけれどだいぶコミックよりかな。主人公のだめさぶりも大したもの。“秘密”がだんだん明らかになりテンポが上がり、隠す=抹消(殺)しようとするものと生きよう・守ろうとする者との戦いが始まってからがお決まりのパターンとは言え見せ場。少し違うのが、この主人公は圧倒的な強い設定ではないという事。襲い掛かってくる敵のほうが個人的能力でも組織的にも強いという事。でも限られた味方の助けによってその窮地から抜け出すことができる、でも決してこれがすべての終わりではないだろうことを予感させながら。

 これも最後の盛り上がりは一晩の出来事。やっぱり歴史・物語は夜つくられる?



4 2月 12日 「オデッセイ」 イオンシネマ西

 火星探査中のアクシデントを取り上げた作品。 実際にはまだ火星に行けるところまで到達はしていないんだけど、観ていて現在の設定のようなデティル。でも、こんなアイデア手立てがあるんだったらほんとに火星から生還できるかもしれない、政治的にはいろいろ弊害があるけれどたった一人の人間を地球に帰還させることに力を合わせることができる人間の可能性を感じることができました。

 もうすべての手立てがなくなった 万事休す、となった時に中国の技術・ロケットが出てくるなんて世界の変化を感じましたね。現実には現在の到達・技術ではという事だと思うけれどこうなってほしいと素直に思える展開でした。

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