2017年7月26日水曜日

今更ながら食の大事さ主の祈り



国連そしてunicefやWFPの活動を支持しています。その動機は、これまでかかわったことの中で医療・健康のことはもちろんですが教育と食、特に食べることが大事だと感じ、現状において今すぐにこの世のすべての争いを亡くし去ることが難しいのであれば、それまでの間食べること・食糧援助をと考えているからです。    




ところで。

私は祈りの言葉に詰まると何時も主の祈りを唱えていました。 何度も何度も唱えましたから全部知っていたはずでした。

 “はずだった”   それが、この日曜礼拝の時主の祈りを唱える中で、願う順番が罪を許してもらうよりも 神の加護を願うよりも先に日日の糧を望んでいる「~ 我らの罪を許したまえ ~ こころみにあわせず悪より救い出したまえの~」前に「我らの日用の糧を今日も与えたまえ」と願っているという事が“初めて”聴こえてきたのです。今までどれほど口にしたことだろう主の祈りに祈られている願いの順番を初めて意識したのです。
迷ったときはこの祈りを唱えよとした神様は、毎日を普通に暮らし送っている人々にとってまず何が必要か何を願うべきなのかよくご存じだと改めて感じたしだいです

2017年7月20日木曜日

O2 14-11-7  確かに地元の人の集まるところ 生活道路だった平和通り 


  
希望が丘公園と桜坂劇場を見つけました。 「希望が丘公園」は丘の形状を利用して作られていて、ずっとアーケードに覆われた通りを歩いて来た後だったので高く見通しのいい景色が新鮮でした。その公園内をあちらこちら歩いていたら道を挟んで「桜坂劇場」という映画館がありました。(上映作品を紹介する看板が立っていたので 映画館とわかった)この年季の入った建物は、2階に雑貨のお店や カフェ イベントのできるスペースが入り 1階が主にミニシアター系の作品を上映する映画館でした。

 人為的に区画整理されたところはまっすぐ道が伸び幅も広く見通しが良いようにつくられていますが、国際通りから内というか裏に入った道は必要に応じて付け足しながら伸びてきたような、川が流れていたように感じましたけれど地形に応じてちょうど粘菌が広がっていくようにうねうねと伸び広がってきたところ。 こういう生活感たっぷりのところは得てして地元の人しか知らないような裏道・抜け道があるものです。

 この時は何かひらめいて一見お店の裏口しかないような細い、普通だったら抜けられないと判断して決して入っていかないような狭いところへ入ってみたらそれが大当たりだったんです。小路の先、建物の裏庭みたいなところの向こうに階段があるじゃないですか。  その階段を上ってみたら「希望が丘公園」だったというわけです。   

通り自体が命をもって伸び広がっていくような平和通り(ほかの通りも全部)は確かに地元の人が集まる生活の場 生活に密着している所でした。

2017年7月15日土曜日

O2 14-11-7 牧志公設市場

 表通りという事になる国際通りから中に入るかたちで“牧志公設市場”があります。国際通り・平和通りを紹介する時に出てくるこの名前・市場は、通りにそれぞれに持ち味があるだろう大小さまざまなお店が居並ぶ中で業種的にここにしかない店舗があるというふうには特に感じなかったので、一つの目印的なところという事で紹介されているのかもしれません。

雰囲気は、特に1階に昔は各地にあった一つ一つでは小さな個人経営のお店が補完しあう形・共同で大きな建物に入っていた“市場(いちば)”の雰囲気が残っていました。 今も各地に“市場”がないわけではありませんけれど時代の流れなんでしょう、大手資本によるスーパー ショッピングセンターに置き換わってしまいましたから昔懐かしい雰囲気が味わえるという事になります。

 建物全体は3階建てのようです。 結構古そうな市場の建物は中がのぞけるような感じで直接道に面しているわけではなく、人の通るところにせり出して売り物が山積みされているお店とお店の間に入っていくような形で中に入ります。 1階は、ここも人の通るところにまで品物が並べられています。 2階はそれに比べるとスペース的に少しもったいない様
(さま)。広いというかガランとした印象です。観光客ももちろんいますけれど、意外と地元の人がくつろぐというか暇つぶしをしている、仲間同士暇つぶしに集まっていてもいい所というような風にも感じました。 ここの食堂はお願いすると1階で買った食材をすぐ料理してくれるようです。観光客が生魚を持ったままあちこち見て回ろうというのは現実的ではありません。でも、普段目にすることのない鮮やかな体色の魚を食べてみたいというようなときはありがたいお店という事になります。 3階は何か事務室的に使っているのかもしれませんが、お店は無いようでした。

 私はここで、市場はこの奥ですよという案内看板のところで見つけた生のサトウキビを圧搾して飲ましてくれるサトウキビジュースを飲んでみようと思いました。ところが探してもそのようなお店が見つけられず、そのうえ市場をぐるぐる回って出たところが入ったところとは別の出入り口だったようで結局最初のお店にもたどり着けず飲むことが叶いませんでした。 
サトウキビは、畑で切り取るとその瞬間から甘味が抜け出すというふうに聞いていたので、遠く離れた新潟では口にすることのできない物と思っていたので飲んでみたかったんですけど残念でした。

2017年7月14日金曜日

本当は これでも十分傷ついているんです


 先日フィリピンからきている人たちが「チャーチ チャーチ」と呼んでいる集まりに参加してみました。 参加してみての印象は、チャーチ・教会の集まりですから礼拝と言っていいんでしょうが“日本の教会”の礼拝とはずいぶん雰囲気が違いました。ピッタリ同じというわけではありませんが、例えば映画「ブルースブラザース」のアフリカ系アメリカ人の人たちの礼拝を思い浮かべてもらうと当たらずとも遠からずでしょうか。この日の集まり・礼拝は歌って踊ってすごくエネルギッシュ 楽しそうです。前に出てマイクを握りリードする人たちの歌唱力は大したもの。 身体全体を動かしステップを踏んでいる人 そこまで大きくは動かないけど左右に身体を動かし時折手を挙げている人、感極まってなのでしょうか座り込んで両腕を掲げる人もいます。 
ここに集まっている人たちは故国を離れ言葉も生活習慣も違う人たちの中で、毎日仕事をし生活をしています、その日々は決して楽なことばかりではないと思います。 だからこそなおのこと、同じ国・ルーツを持つ人同士 同じ言葉を話す人同士・母国語で話のできる相手・場に集まるのかと思いました。 

 そんな様を間近に見ていて感じたというか思ったこと。私はいつも、よく言えば冷静という事なのかもしれないけれど常に冷めているような今一つノリが悪い気がしています。この日も、その場に一所にいて気持ちとしてはこの人たちのように熱狂・熱中できたらいいのにと思っていながら、同じように大きな声で歌い身体を動かし歓びを表せませんでした。正直 うらやましく思いました。

いくつになっても落ち着かないという事なのかもしれませんが、今だにいろんなことに関心があって、いい集まりだなぁ この人たちともっとひたしくなりたいなぁと思って参加すると大体どの集まりでも私が年長。そのうえ自分で言うのもなんだけどたいして役立つことでもない雑学とは言えいろいろ経験もし知っている方。それでいて相手が私の知らないことを知っていたりしたら年下でも気にしないという感じで接するもんだから、相手からはかえって煙たがられるのかもしれません。実際は十分年上・年が離れているのに。
つい先日は「(あなたがいると)やりにくい」と言われました。「(あなたがいると)雰囲気が悪くなる」と言われたことも「変わった考え方をする」と言われたこともあります。そこまで言う! とも思いましたけど、私が鈍感にも雰囲気をくみ取れないからそこまでずばりと言ったのかもしれません。 でも傷つきます 

2017年7月10日月曜日

ジャム作り



先日の桑の実ジャム作りで「こんな簡単でもいいんだ!」と目からうろこの体験をしてからすっかりはまってしまい、家にも一本ある桑の木・実でジャムを作ろうと思い立ったんですが並んで立つグミの勢いに押されてなんとも弱々しい枝ぶり。とてもジャムを作るほど実の数(量)がありません。ならばと桑の木に覆いかぶさって枝を伸ばしたわわに実った赤いグミの実でジャムを作ることにしました。先日、凝ればいくらでも凝った作り方があるのでしょうが実はジャムづくりは難しくない、大変なのは材料・実を集める手間という事を感じたばかりだったのですが、これだけまとまって実をつけていれば大丈夫です。

作業は、軸と種を取る手間をはぶくため大鍋で煮だしたものをザルでこして果汁だけにしたものに砂糖を入れて煮詰めるやり方にしました。途中、出来上がりの量をよく考えもせずに盛りのグミをたくさん鍋に入れたものだから水分がすごくてなかなか濃縮しないのでレモン液を加えました。 結局何回かに分けてレモン液を入れてみたもののイメージした粘度にならなかったのですが「火から降ろして冷めるとドロッとしてきますよ」という言葉の通りにしてみました。 割合の問題かもし
れませんが市販品のようにしっかりさせるにはゼラチンの方がいいのかもしれません。 

 ジュースも作ってみました。出来上がったジュースは、ザルで濾したとはいえ少し置いておくとザラっとした果肉が底にたまるほど精製されすぎない分良い意味の雑味成分が残るもの。これはこれでこの蒸し暑い時期にはいいかもしれないなんて思っています。



追伸 ・実は昨年もグミの実でジュースを作りました。その時も、ジュースを作る作業よりも実を枝からもぐ方が大変だった覚えがあります。でも今年は一人ではなく二人で一緒に実を採取することができ全然違いました。 相手がいるってことはこんなにも違うものかと再認識しました。

・残念ながら桑の実の方はジャムを作るほどには生っていなかったのですが、彼女が「これは私の国にもある」と言って熟した黒い桑の実を口に運んだのは私にとっても思わぬ喜びでした。

感謝

2017年7月6日木曜日

生理的にいや と感じられ始めた安倍首相


このたびの東京都都議会議員選挙の結果まず思うのは、誰もが驚く安倍首相率いる自民党の歴史的大敗北(57から過去最低の38議席をさらに下回る23議席に転落)と小池都知事率いる都民ファーストの会の6から55という大躍進というところでしょうか。

因みに 民進党は打つ手が見つからない感じ。(前回選挙当選者は15、今回選挙前に離党者続出で7になり結果5名の当選にとどまる)日本維新の会はひところの勢いがありません、もともとは大阪の地域政党という生い立ちもあるのか地が出てきたというか飽きられたのか1名でした。



安倍首相の率いる自民党の敗因は、実感として生活が全然よくならないのに秘密保護法・集団的自衛権・武器輸出そこへあまりにも強引なこのたびの共謀罪法案の通し方。まともに対応せず逃げ回るばかりの森友・加計学園問題。稲田防衛相の問題発言・豊田議員のパワハラ発覚と来て支持率の低下・不支持率の上昇という事態になりました。

 数に任せての強引な国会運営。敵と味方とに分けて私的関係・利害関係優先。朝令暮改、軽い言葉 自分に都合のいいように言う事を変える・ルールを変える。反対・異を唱える者に対してはもちろん質問されることに対してさえも感情的になり、真摯な態度で理を尽くし言葉を尽くすという対応をしませんでした。その結果が支持率の低下・不支持率の高まりにつながり歴史的敗北に結び付いたわけです。

 これは取り返せないパターンだと思います。言葉で・理で不支持になったのではなく“生理的に”安倍首相をイヤになったというのは、説明や話以前のことですからもうどうしようもないと思います。



質問に答えるどころか質問・話自体聴かない。資料(記録)は失くした 存在しない 覚えていないと、真摯に聴かずもちろん答えない。示された資料・証拠に対しても“怪文書”と決めつけて調べもしないで否定する。のらりくらり ちゃんと取り合わない、見下し馬鹿にする態度で返す。反対の声が高まると高圧的に強引に押し通す。 これでは、言っても無駄となり嫌いにもなるというものです。自業自得とはいえ、安倍さんはまずい領域に踏み込んでしまったと思います。



ところで、このたび大きく当選者を出した小池東京都知事引き入る都民ファーストの会。具体的に何を目標とし何をしようとしているのかがいまだに具体的に伝わってこないし、報道・インタビューの時の小池さんの様子を見ていると多分に安倍首相と同じ匂いがします、これからどうなっていくのでしょうか。