2017年7月10日月曜日

ジャム作り



先日の桑の実ジャム作りで「こんな簡単でもいいんだ!」と目からうろこの体験をしてからすっかりはまってしまい、家にも一本ある桑の木・実でジャムを作ろうと思い立ったんですが並んで立つグミの勢いに押されてなんとも弱々しい枝ぶり。とてもジャムを作るほど実の数(量)がありません。ならばと桑の木に覆いかぶさって枝を伸ばしたわわに実った赤いグミの実でジャムを作ることにしました。先日、凝ればいくらでも凝った作り方があるのでしょうが実はジャムづくりは難しくない、大変なのは材料・実を集める手間という事を感じたばかりだったのですが、これだけまとまって実をつけていれば大丈夫です。

作業は、軸と種を取る手間をはぶくため大鍋で煮だしたものをザルでこして果汁だけにしたものに砂糖を入れて煮詰めるやり方にしました。途中、出来上がりの量をよく考えもせずに盛りのグミをたくさん鍋に入れたものだから水分がすごくてなかなか濃縮しないのでレモン液を加えました。 結局何回かに分けてレモン液を入れてみたもののイメージした粘度にならなかったのですが「火から降ろして冷めるとドロッとしてきますよ」という言葉の通りにしてみました。 割合の問題かもし
れませんが市販品のようにしっかりさせるにはゼラチンの方がいいのかもしれません。 

 ジュースも作ってみました。出来上がったジュースは、ザルで濾したとはいえ少し置いておくとザラっとした果肉が底にたまるほど精製されすぎない分良い意味の雑味成分が残るもの。これはこれでこの蒸し暑い時期にはいいかもしれないなんて思っています。



追伸 ・実は昨年もグミの実でジュースを作りました。その時も、ジュースを作る作業よりも実を枝からもぐ方が大変だった覚えがあります。でも今年は一人ではなく二人で一緒に実を採取することができ全然違いました。 相手がいるってことはこんなにも違うものかと再認識しました。

・残念ながら桑の実の方はジャムを作るほどには生っていなかったのですが、彼女が「これは私の国にもある」と言って熟した黒い桑の実を口に運んだのは私にとっても思わぬ喜びでした。

感謝

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