2017年7月15日土曜日

O2 14-11-7 牧志公設市場

 表通りという事になる国際通りから中に入るかたちで“牧志公設市場”があります。国際通り・平和通りを紹介する時に出てくるこの名前・市場は、通りにそれぞれに持ち味があるだろう大小さまざまなお店が居並ぶ中で業種的にここにしかない店舗があるというふうには特に感じなかったので、一つの目印的なところという事で紹介されているのかもしれません。

雰囲気は、特に1階に昔は各地にあった一つ一つでは小さな個人経営のお店が補完しあう形・共同で大きな建物に入っていた“市場(いちば)”の雰囲気が残っていました。 今も各地に“市場”がないわけではありませんけれど時代の流れなんでしょう、大手資本によるスーパー ショッピングセンターに置き換わってしまいましたから昔懐かしい雰囲気が味わえるという事になります。

 建物全体は3階建てのようです。 結構古そうな市場の建物は中がのぞけるような感じで直接道に面しているわけではなく、人の通るところにせり出して売り物が山積みされているお店とお店の間に入っていくような形で中に入ります。 1階は、ここも人の通るところにまで品物が並べられています。 2階はそれに比べるとスペース的に少しもったいない様
(さま)。広いというかガランとした印象です。観光客ももちろんいますけれど、意外と地元の人がくつろぐというか暇つぶしをしている、仲間同士暇つぶしに集まっていてもいい所というような風にも感じました。 ここの食堂はお願いすると1階で買った食材をすぐ料理してくれるようです。観光客が生魚を持ったままあちこち見て回ろうというのは現実的ではありません。でも、普段目にすることのない鮮やかな体色の魚を食べてみたいというようなときはありがたいお店という事になります。 3階は何か事務室的に使っているのかもしれませんが、お店は無いようでした。

 私はここで、市場はこの奥ですよという案内看板のところで見つけた生のサトウキビを圧搾して飲ましてくれるサトウキビジュースを飲んでみようと思いました。ところが探してもそのようなお店が見つけられず、そのうえ市場をぐるぐる回って出たところが入ったところとは別の出入り口だったようで結局最初のお店にもたどり着けず飲むことが叶いませんでした。 
サトウキビは、畑で切り取るとその瞬間から甘味が抜け出すというふうに聞いていたので、遠く離れた新潟では口にすることのできない物と思っていたので飲んでみたかったんですけど残念でした。

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