2017年8月15日火曜日

O2 14-11-8 平和祈念公園 “平和の灯”  見かたを変えてみると

    先回行くことかなわずいつかと願っていたところ“平和の礎”その平和の礎の海へ向かっての突端部にこの写真の“平和の灯”はあります。
   先回実際に行ってみて美ら海水族館は沖縄海洋博開催を記念して作られた沖縄海洋博記念公園の一角だった、ほんの目の前にあの有名な伊江島がある一角だったと初めて気づいたと同じ体験をここでもしました。
平和の礎はとても広い平和記念公園の一部でした。そして平和記念公園のある摩文仁の丘は、いわれを知るとどうにもイヤな響きの言葉のバンザイ・クリフのところだったことをいやでも知ることになりました。
いつも目にしてなじんでいる地図は北を上にして“自分”が中心にあるものです。それが、平和の灯の噴水の底に見つけた地図はいつも見慣れたものとは違っていました。正直気づくのに少し時間差がありました。向きは、大陸・中国側を背にして沖縄・琉球が中心にくる形になっていました。何時も見慣れたものと違う地図。ドキドキする新鮮さがありました。こうしてみると、沖縄は日本・朝鮮半島・新旧中国・東南アジアそして太平洋を挟んで他の海洋諸国との位置関係で独自の物を持っていることに改めて気づきます。
北半球なので北が上というのは間違いではないんだけれど、中心を普段自分がいるところから今いるところに動かす、周りとの位置関係を実際に合わせてみると世界が変わる 自分の発想が変わると感じました。

 追伸 先端部で消えることなくともされている平和の灯の火は、アメリカ軍が最初に上陸した阿嘉島で採取した火 原爆投下後の広島市で採取した火「平和の灯」と長崎市原爆投下後の「誓いの火」を分灯したものを改めて合わせたものだそうです。

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