特に風の通り道・息づきながら吹いてくる側には少し大きめの苗木を並べて植えました。真似事をして作ってみた野菜の類はお付き合いのできた農家の人からの頂き物の前にいとも簡単に限界を思い知らされ、ハーブに変更。
不思議なんですよ、庭の一角にハーブを幾種類か植えてみました。何度飢えても冬を超えられず翌年には消えているもの。弱そうなんだけど、春また芽吹いてくれるもの。消えてしまったかと思ったら植えたはずのないところで花を見せてくれたり。移植した木々は場所になじもうと必死な1年目、地上部の動きは特にありません。なるとなんとなくしっかりした印象の2年目。それが、幸運にも3年目を迎えると一気に背も高くなり枝を伸ばし始めるんです。
そんな木々、大きく育つにつれ庭全体・他の木々とのバランスや日照の関係で枝を選定しなければだめになってきます。ここに住みだした頃は周りに家も少なく、庭で火を焚くことにそれほど気を使わなくてもよかったので、そんな剪定・伐採した木を焚いて楽しませてもらいました。暖房に使っていた薪ストーブにくべたりもしていました。揺らめく炎を眺めながら家族・友人と過ごす時間は至福の一時でした。
もちろんプロの腕前にはくらぶべくもありませんが、蔓は蔓で細枝は細枝で太い木は太い木で手慰みの工作に使ったりもしました。
でも木が太りだしそんな手慰みの工作程度では使いきれないほど剪定した木・枝が増え、幸い置く場所があったのでしばらくは様子を見ていたところに思い付いたのがガーデンシュレッダーというわけです。
今家庭で剪定した枝を堆肥作り用に自治体で回収してくれるようになりましたけれど、その際でも一定のサイズに切りそろえたりの出し方のルールがあります。そんな時に「細かく砕けば普通ゴミに出せます、自分でたい肥作りもできます。」という宣伝が目に留まったわけです。
具体的なことの前にまず一言、買ってよかったかどうか? 一言でいうと「買ってよかった。こんなだったらもっと早く買えばよかった。」です。
0 件のコメント:
コメントを投稿