2018年2月7日水曜日

沖縄名護市長選(2018年2月4日)にいて


このたびの沖縄名護市長選の結果(201824)にはとても残念で暗澹たる思いでいます。決して楽な選挙ではないと思っていましたけれど辛勝でも基地建設を良しとしない稲峰さんが再選を果たすと思っていましたので。

これまでの言動が示すように自身基地建設推進でありながら、選挙戦では新基地建設予定地“辺野古のへの字も表に出さない”を徹底したようです。選挙期間中はもちろん、それ以前から周到に布石を、安倍政権は何度も何度も突き付けられる新基地建設反対の住民の意思表示に対しては木で鼻をくくったように丁寧に説明し理解してもらうを繰り返しながら、ルール無視の直接介入・切り崩しを行って来ました。 そして徹底した争点隠しで行われたこのたびの選挙結果を見て、さっそく「民意は示された基地建設を進めていく」との発表しました。 

でも民意はどうなのでしょうか? 徹底した争点隠し・切り崩しが行われた中で基地建設容認の当選者に投票したという人でさえもその六割以上が基地の建設には反対だというのです。 やっぱり基地はいやなんです。 でも名護市で暮らす市民はそれだけでは投票先を決めきれないところが現実には難しいところなんでしょうね。 

名護市そして沖縄から遠く離れたこの地で基地反対というのとは別のむずかしさがあるんだなぁと、以前嘉手納基地を望む展望台で 生まれた時から身の回り生活に基地があるのが当たり前だったという地元の人と知り合った時感じた思いを改めて感じました。

沖縄の問題名護の問題 平和の問題、このたびの市長選では基地建設推進派の候補が当選という結果になってはしまいましたけれど、実は基地建設には反対という人が多いわけだし、このたびの選挙の結果がわかった後でもへこたれていない人が多いので、暗澹たる思いなんて口にして申し訳ないけれど私ももうすぐ復活します。

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