驚きました。 自由民主党の杉田水脈(すぎた みお)国会議員の「LGBTは子どもを産まないから生産性がない」発言。 言っていることのレベル、それを堂々と言い切るその言い方にもビックリしました。
子どもがいるいない、子どもを育てているLGBTのカップルもいれば
選択として子どものいないカップル子 子どもを望んでも恵まれないカップル 子どもが独立・別居しているカップル と実に様々なのに見えていない。そもそも子どもを産む産まないと生産性のあるなしを結び付ける発想、生産性とはいったいなんなのか。
このことを見ていると、戦後ふたたび道徳教育を取り入れた時、子どもに愛国心・日本の優位性をいかに教える!かを巡って教師を競わせた時のことを思い出します。その時のことで印象に残っているのは「日本には四季があるから素晴らしい国だと教える」と授業を行うとした先生の事。 確かに、いま日本の国土と言われる地域は、南北に長く山深かったり海が近かったり平野だったり島しょ部だったり一様ではないと言っても、それでも他の地域に比較すれば“水”に恵まれ、季節感もよりはっきりしているかもしれません。でも、雨期乾季 夏冬という移り変わりだけでなく四季も含めて季節はどの地域にもあるもの。 ですからもし“季節”にこだわって日本のすばらしさを言うなら、私だったら地理的な
環境としての四季ではなく文化として四季を感じ取り表現してきた日本(人)こそ伝えます。
自然環境を取り上げて日本のすばらしさを言おうとするならば、気候変動の結果地球規模で以前と違ってきている今、根拠が無くなってしまうのではないでしょうか。
ところで、杉田議員自身が自民党内で支持されていると公にし、安倍政権与党自民党の幹部そして安倍政権の菅官房長官も問題にするどころか、支持したり個人の考え何か言う立場ではないとしているのは別の意味で問題だと思います。要するに自民党も安倍政権もそう思っているという事の証明にほかなりません。
0 件のコメント:
コメントを投稿