2018年10月25日木曜日

P2 16-3-6 ホテル着が遅くなったわけ  思い込み


 
原因がわかってしまえば何でもない、というかお恥ずかしい限りのお話。

 当夜 飛行に支障なく予定通りニノイアキノ国際空港に到着、入国審査も終え荷物引き取りターンテーブル・baggage carousel へ。 ここで一つ目のポカをしてしまいました。

 ターンテーブルのまわりには入国審査を終えた人がすでに集まっています。これから動くのは隣り合った2本のターンテーブルのようです。  一段と人が多くなってきました、ターンテーブルが2本同時に動き出しました。 前の人と人の間に半身で乗り出し鞄に手を伸ばす人。残念!間に合わなかった人。 家族分でしょうか?カート上段に積み上げるだけで足らずに下段にも押し込んでいる人。 そうして徐々にターンテーブルのまわりに立つ人が減ってきましたが私の荷物は一向に回ってきません。 いったいどうなっているのか。 とうとう私の他に誰もいなくなりました。 外でみんなが待っているのにと気が急きます。 聞いてみようにもさっと見渡したところ空港職員の姿が見えないので、引き取り手のない鞄が再び戻っていくターンテーブルの先・ゴム製?の垂れ下がっている暖簾のようなものをかき分けてのぞき込んでみると、ちょうどこちらの様子をうかがっていた男の人が。 これ幸いと「私の荷物が出てこないんだけれど」と聞いてみたらどこの航空会社だと聞くのでANAだと答えると「それは向こうだ」と一言。 ! そこにはもう周りに誰もいない中私の鞄だけを乗せたターンテーブルが一つゴトゴトと回っていました。  さっきから私の前のターンテーブルには、鞄と鞄の間にDELTA と書かれた段ボールが回っているのを見ていました。何でDELTA?と思っていました。 言われた方のターンテーブルにはANAと表示されたものが回っているのが見えました。

ターンテーブルが2本あるのは認識していました。DELTAと表示されたものが目の前のターンテーブルを回っていくのも見ていました 何回も。 人が減って来たタイミングでちょっと視線をやればわかった事なのに、こちらのターンテーブルから出てくるものだと思い込みひたすら自分の足元しか見ていませんでした。 思い込みというのは怖いものです。  

結果としてホテルに着く時間が遅くなりました。何より、わざわざ空港まで迎えに来てくれたRさん一行と今回送迎サービスを依頼していた人たちを待たせることになってしまいました。

目に映っていても人は自分の見たいものだけを認識し、本当に正しい事かどうか確かめることなく自分の考えと同様のもの 自分が正しいと思うものを“正しい”と支持する を時地で行っちゃったなぁと思いました。

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