2019年9月3日火曜日

P これもひとくくりにしてパジャックと呼んでいいのでしょうか?


昔の日本には行商品物別に特有の呼び声が有りました。その音を聞くと、頭の中に自然と言葉が浮かんでしまうラッパを使う事もありました。それらを聞くと遠くからでもこれから○○屋さんが来るんだなとわかったものです。 残念ながら、今の日本ではスピーカーで「○○の販売でお邪魔しています…」等々を流しながらトラック型やワンボックスワゴン型の軽自動車で回ってくるのに変わってしまいましたが、遠くからでも来るのがわかります。でも今目の前までやって来た、野菜や果物を積んだパジャックには全然気づきませんでした。 自転車なのでエンジンの音もしませんし、静かにゆっくりゆっくり回っていてどうやって知らせているのか? 人の輪ができました。大事な財産として代々受け継がれていくルート・顔なじみというものが日本の行商にはありました。こちらにもそれと同じようなものがあるのでしょうか。 私ものぞいてみましたが、バナナだけとかジャガイモだけというのではなくてまあまあの品数をもって回っていると思いました。これだけあれば十分足りるのではないでしょうか。 

ところで、このパジャックの自転車は輪の小さい自転車。 日本でももちろんこれくらいの小さな輪の自転車も多数走っています。俗に“ママチャリ”と呼ばれたりもしていますが、実際には折りたたみができるものや小さな子供を乗せるシートが付いたもの変速機の有無等々様々なタイプが走っています。でも日本で自転車と言うと26とか27インチという印象。 当初、全然目にしないのでこちらフィリピンにはないのかなぁとも思うほど。聞いてみたら、このタイプ無いことは無いけれど珍しいとのことでした。 結果、こちらフィリピンでそのようなタイプ・趣味性の高い自転車を目にしたのはイントラムロスでたまたま出会った女性一向(後で聞いたら国会議員だという事でした)が乗っていたくらい。

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