いよいよ新しいディフェンダーの登場です。 唯一無二の存在だった前のディフェンダーが長年にわたってポリシーを保ったまま愛されてきた車でしたから、機能的には現代に合わせて好いものになるのでしょうが新しければいい(快適さが増すことは間違いないでしょうが)みんなに選ばれるというものでもありませんので。特に道具としての用の美を持ち、ストーリの有るディフェンダーのような車は、“ニューモデル”としていくら優れていても後継として認められるかどうかは別次元の話が有りますから。 今回のモデルチェンジによってボディデザインが変わったのは当然目を引きますが、フレームがラダーフレームからモノコックフレームに変わったという事も話題となっています。今回採用されたモノコックフレーム採用だって十分に検討され間違いのないものなのでしょうが、ディフェンダーの持っていたストーリーのイメージから言って何も気にならないと言ったら嘘になるでしょうね。 いまだに納期一年以上のジムニーがモデルチェンジでもラダーフレームにこだわったのは好意的に受け入れられ新たなストーリーとなった例もあります。 以前のディフエンダーが90 110 130とホイールベースの違うものを持っていた、かつ様々に作り分けられた車種を持っていたのは(ただ載せ替えればいいだけなんて簡単でないことはわかっていますが)上と下が別々で要望・用途に対応しやすかったから?なんてことも思ったりします。
写真はフィリピンで見たもの。架装前の車台ですね。
日本でも骨組み・まさに梯子=ラダーフレームにタイヤがついて、前の方にシートとハンドル
ペダル メーターパネルがむき出しドライバーもそのまま、フレームの後ろ端にエンジンがむき出しで乗せられている、間には何もない物が走っているところを見て「車ってこれだけで走るものなんだ!」と驚いた覚えがあります。 車はカタログにある完成車を売る自動車メーカーだけでなく、用途・注文に応じて様々に架装して仕上げるメーカーがあります。 フィリピンのこの車台はどのような車両に仕上げられるのでしょうか。
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