「みててもいい」 くわえパペットステージ ひつじのカンパニー のメンバーのコラボによる人形劇観てきました。
本来は小さい子ども対象の公演のようで、メインの観客が小さい子が故に親御さんも一緒、親子での観覧スタイル。小さい子が反応するところ、私も含めておとなが反応するところがはっきりわかれていて、それも面白く見せてもらいました。
登場する人形は、手に乗るような小さなものから両手で扱うようなものまで。もちろん造作はデフォルメされて動きも動物の動きとは違う動きなんですが、観ているうちにほんとにこんな動きだった様な感じがしてきて引き込まれてしまいました。テクニックについてはもうなにも言うことはありません。
舞台設定・道具類一式は、小さくバラせるようになっていたり入れ子式になっていたり一部を変形させて使い回せるようにしていたりよくよく工夫されていました。何度も何度も演じ、考え練り上げてきているんでしょうね。
話も、起承転結メリハリつけてはらはらドキドキ、最後はほっとさせてくれる展開。 最後のところでは「よかった~」と会場のみんなの気持ちが一つになったのを感じました。
観ていて二つのことを感じました。
プロでも一番最初に 観客 みんなの前にでてくるときは緊張するものなんだなぁということ。さすがはプロ、二言三言台詞を言ったらすっかり落ち着いて世界に入った(観客からすると引き込まれた)たようでしたけど。
もう一つ。歌でいえばバース 落語なら枕 といった導入部が終わりいよいよ人形劇本題の始まりという段になったら被っていた帽子をかぶりなおしたんです。目が見えないくらい目深に。 そしたらドッキリ。 空気が変わったというか 緊張というか、やっぱり“目”なんですね。
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