一回目の沖縄行き2012年にはなかった不屈館。その後2013年報道で、瀬長亀次郎・沖縄の人たちのまさに不屈の戦いを記憶保存する‟不屈館“ができたことを知り、私としては2回目になる2014年の沖縄訪問の一つの目玉でした。
2度目の沖縄行での最初の訪問先はその不屈館。
不屈館は空港からバスでわずか15から20分くらいの行程。街の賑わいから少し奥まった所に立地し、思ったより小さい階段のある建物でした。 こまごました資料まで実に丹念に集め展示してあります。そこに私たちがいる間にも、個人で団体で多くの人たちが入れ代わり立ち代わり来るので決して広いとは言えない館内は人でいっぱいになるときも。
館長は瀬長さんの娘さんでした。この娘さんも奥さんも父を夫を誇りに思いながらも決して楽な日々をおくってきたではなかっただろうに実にほんわかしたいい感じの人でした。
‟弾圧は抵抗を呼ぶ 抵抗は友を呼ぶ“ まさにこの言葉通りにその頃も今も支える人・友が大勢いる証のような気がしました。
瀬長亀次郎 一度目にしたら目に焼き付くその風貌、数々の感動的な逸話。
生きた時代 かかわってきたことが日本
沖縄の歴史(特に植民地支配からの自立に向けての運動)そのものの人だと思います。
展示資料にはこれまでに知っていた逸話
今日初めて知る逸話の数々、感動的な話に関するものが実にたくさんありました。沖縄・瀬長さんのことを扱ったまた記録映像もたくさんありました。
私が思っていたよりはるかに多くをなした人だったようです。その資料の一つ一つを紹介するのはとてもしきれないことですが、たくさんの資料
逸話を一つ一つそして時系列に改めてみてみると、戦後の沖縄・今の沖縄の実情をうかがい知ることができます。もちろん私の知識としての理解と沖縄の人たちの肌感覚は同様ではないでしょうが。
瀬長亀次郎さんのように人生を生き抜くのは決してやすやすとできることではありません。普通は、感じていても行動に移すそしてそれを継続することは願ってもでもできることではありません。私なんかの想像を絶する困難に何度も何度も直面したことでしょうけれど、このように人生を生きることができたのは実に満たされた人生でもあったでしょう。
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