2016年2月2日火曜日

‟パリジェンヌ ズボン解禁“ 歴史と伝統があるということはこういう事もあるという事か


今が2016年ということから考えると古い記事・事柄になってしまいましたが、2013131日に時のフランス政府ナジャット・バロー・ベルカセム女性権利担当相が18001117日施行されたパリジェンヌへのズボン禁止令について「現代フランスの価値観や法律に適合していない」条例に法的拘束力はないと宣言したそうです。
 

 まさに えーっ!! という話題 事柄。

 この条例は、女性に対し男性と同じ服装を禁じることで特定の職業への進出を制限する狙いがあったようです。
 1892年と1900年に自転車や馬に乗るときに限って着用を認めると緩和されたものの条例自体は残っていたんだそうです。女性が「男性のように」ズボンをはきたいという場合には警察の許可が必要だったんですって。
 

 びっくりだけれど、でも実は歴史・伝統のある国・社会というのはこういう事があるということなのかもしれません。普段漠然と持っているフランスのイメージからはずいぶん離れますが。

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