2020年2月8日土曜日

一度嘘をつくと そのつじつま合わせで際限なく嘘をつき続けなくてはならなくなる


人と人のやり取りでこんなに見苦しい場面、何度見せられことでしょう。 政治的駆け引きなんて到底言えないその場しのぎ、何とかこの場を逃れたいという苦し紛れの言い逃れ。 この度の「桜を見る会」の前にも「モリ・カケ」があったし。関係する国会議員の贈収賄が明らかになり、反対も危惧する声も多い「カジノ」。 国会審議すべきレベルの大きな問題を、後ろめたいものだから勝手な解釈で矮小化し国会にかけることなく閣議決定で済ませてしまう。 相次ぐ閣僚の問題発言そして犯罪行為に対して「任命した私に任命責任がある」と言いながらそれっきり・言いっぱなしで全く責任を取らない安倍首相。 偽証の責任を問われないのが不思議でならない不誠実な発言を繰り返す官僚。 国民の財産なのはもちろん歴史の繋がり後世の検証に欠かすことのできない記録 資料の隠ぺいと廃棄。

 最初は保身のために思わず口から出た言い逃れだったのかもしれません。でも自我が目覚め始めたばかりの幼児のとっさに口をついて出た嘘じゃありません。それにこれだけ長期間、する気が有ればこの間に訂正も謝罪もできたはず。 “一度嘘をつくと つじつま合わせで際限なく嘘をつき続けなくてはならなくなる。”今の安倍さんがまさにそう。 嘘は繰り返され、つじつまを合わせるための“忖度” 官僚による貴重な資料 記録の改ざん破棄が繰り返され政権ぐるみの隠ぺいも繰り返されています。 安倍首相自身による はぐらかし 言い替え 不誠実な のらりくらり の対応。「資料が見つからない」「保存期間が過ぎたのですでに破棄した」の繰り返し。

オリンピック誘致の場で事実とかけ離れた「福島第1原発(事故)は“アンダーコントロール”」と言い放った姿が忘れられません。 その時はもちろん、いまだに技術が確立せず、たまりにたまった原子炉冷却水の海洋放水(総量を問題にするのではなく、希釈して流すから影響はない!と主張)が新たに問題になるなど、収束どころかいまだ全貌がつかめない先の見通しが立っていないのが現状だというのに。

これはこれで忘れられない話ですが、少し横道にそれてしまいました。 安倍首相には、大臣・国会議員としてはもちろん大人・人間としての資質として間違ってしまった時、正しい指摘を受けた時は自ら誤りを正す態度 品格を持ち合わせてもらいたいと願います。

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