2021年1月31日日曜日

核兵器禁止条約の発効(2021年1月22日)を喜びます

 


「核兵器禁止条約」 核兵器禁止条約の発効(2021122日)を喜びます。

それにつけても、歴史の流れ 社会 政治そして人道と言う視点から見て、政府としての日本のなんとも情けない対応でしょう。 被爆国として率先して核廃絶を訴えるべきところを、核保有国とそうでない国の橋渡しをするなどと至極曖昧 意味不明な事を言い、結果として核兵器禁止条約・核廃絶の運動の足を引っ張っている。一刻も早く姿勢を正すべきです。

元より。私に言わせれば “原子の力は神の領域” 物理学の研究は進んでも、技術的には人が生み出すことも制御することもいまだかなうものではありません。地球が、45億年と言われる時間をかけて落ち着き調和を取って来ていたものを、ごく最近になって現生人類が一瞬にして生まれるとてつもないエネルギーの所だけを都合よく取り出し核兵器を誕生させてしまった。その“一瞬”以降のこと“核”の事すべてコントロールできると慢心して、平和利用の名のもとに原子力発電(=原子力発電所は固定型の核兵器)として都合よく利用しようと言うのはおごりとしか言えません。人類が到達した最新技術をもってしても幾度となく繰り返される事故は、こうも繰り返されてくると、細心の注意・対策をしていても起きてしまう事故ではなく作為的な事件と言ってもいいでしょう。

2021年1月30日土曜日

こちらは地域限定 カサバケーキ

 






初めて訪比したとき、日中はあちこち回って、夜は見るのも聴くのももちろん口にするのも初めてのフィリピンの手料理で、有名なサンミゲルではなくジンが加えられていて口当たり少しピリピリ度数高めのレッドホースというビールとスペイン産のブランデー(フィリピンにウイスキーがないことは無いと思うのですが、近くのお店も車で出かける大型店舗にも並んでいるのはブランデーばかりでした。それもスペイン産の。そして値段が日本では信じられないくらい安い。そういえば40年以上も前スペインの街中で見たワインの、そんなのもあるのかと聞きましたけれど、家庭で毎日食事時に飲むクラスの3番絞りと言うワインも見間違いかと思う値段でした。)を飲んでいた御主人が、久しぶりの出勤の帰りにお土産で買ってきてくれたのが初めてでした。 ずっしりと手ごたえのある緑色基調のカサバケーキの箱は目に鮮やかでした。 蓋を開けると糸状のココナッツがトッピングされ外郎(ういろう)様の物が箱一杯に収まっています。甘くてちょうどいい冷たさの食味ですっかり好きになり、2度目の訪比の時はこのカサバケーキをお土産にしてみました。 このカサバケーキ、見た目も食感もよく値段も手ごろ。ところが帰り、NAIAで搭乗手続きをし始めた時からすでに後悔が始まりました。重いんです。サイズは大きいのと小さいのの2種類あったのですが、大きいほうが1㎏。(小は500)しっとり食感でずっしり、それを大62お土産にしたんだったかなぁ。釣り持ちできず担いで移動してました、重かった。 このカサバケーキが、カビーテの地域限定ケーキだったのです。 もう気づかれた方もいるかと思いますが、原料はキャッサバ。水分を高保湿して重いわけです。決して高級 高額なものというものではありませんがおいしいケーキです。

2021年1月27日水曜日

フィリピンのお菓子「ビビンカ」を紹介します

   この「ビビンカ」 私が初めてというのはまぁわかるとして、彼女も初めてというのはびっくり。名前は前から知っていたようですが、カビーテでしか手に入らない「カサバケーキ」のように地域性が有るお菓子なのかな等と考えました。 最初に目にしたとき「蒸しパン?」と言う印象。続いて思ったのが「マドレーヌみたい」。 周りを包む様に包んでいるのはバナナの葉だそうです。 さて実際に口にした感じはちょうどパウンドケーキ。 「ん?」と思ったのがその香り。新潟で言えば名物 笹団子となりますが、ちょうど日本の蓬団子・草餅の香りそっくりなんです。バナナの葉っぱってこんな匂いがするんですねぇ。

先ほどの“地域性”について聞いてみましたら、「マニラかなぁ」と。それを聞いて「やっぱり!」と思ったら、続けて「○○にもあった」(○○は彼女の出身地)。「何だこりゃ」とも思いましたが、続けて「クリスマスに食べるものだ」と言うのです。 地域ではなくクリスマスの時期という期間限定のお菓子だそうです。 折々に紹介される世界のお菓子の情報で、フィリピンのクリスマスに食べるお菓子として「プトブンボン」のことは知っていました。きっとこの2種類以外にも、クリスマスの時期に食べる というものがたくさんあるでしょうから、たまたまと言うかこれまでビビンカに縁がなかったんだなと思いました。

2021年1月23日土曜日

貴重な日々  ブログ 今年はどうかな

  大晦日から元旦。元日から4日の御用始めのあたりのことはすでに書いた通り。 雪はその後も止むことなく、毎日雪かきに追われていました。 新潟市の街中から、山をみながら暮らしたい、子どもたちにはお話の登場人物が出て来そうな 真っ黒で真っ暗で星がいっぱいな夜空の下で暮らさせたいとここに移って来てから30年がたちました。 ランドマークの山を目指して帰宅。季節ごとに異なる表情を眺め、もちろん星がいっぱいの夜空にも満足しています。 ただし、何せ地元の人間じゃなかったので、冬場 春先の風 “ここ”がこんなに雪の降る所と言うのは住んでみて初めて分かりました。 この団地 それもちょうど私の家のあたりが吹き溜まりになっているのでしょうか雪が多いんです。あちこち回って知っている新聞配達の人が「ここは多いね」と言うくらいですから間違いないと思います。

 


お正月 そのあとの連休も毎日除雪していました。 一人黙々と除雪するのはなかなか辛いもの。でもこの冬は随分違います。 雪は変わらず新潟の湿った重い雪なんですが、嫌がらず一緒に雪かきをしてくれる人が居たので気分的には全然違いました。 これは何処の()出身 温かい寒いだとかは関係ない。個人差だと思いますけど。感謝 

 気づいたことが有ります。 昔は仕事に出かける前のタイミングで(こまめにではなく)、大きめのスノーダンプで力任せに除雪していました。 それがこの冬の降り方は、一日でも休むと埋まってしまう降り方なものだから、心配になって毎日やらざるを得ませんでした。

そんな時、私が身支度を始めると黙っていても自分も準備を始めいっしょにやってくれる人が居ました。 それで改めて気づいたんですが。こまめに除雪をしていると、毎日がすごく楽なんです。 雪は降り続くとだんだん圧雪状態になり、毎日雪かきをしていたところとその脇の方では重さ硬さが結構違う事に気づきました。 いまころになってとも思いますが、こまめに除雪をしているとほんとに違うんです。

 そんな大雪で大変な毎日が続いていたものの、年末から年明け気分としてはまずまずの新年・お正月を迎えられブログの方もまずまずの出だしかなと思っていたのですが、結果として間が空いてしまいました。 でも、他愛もない人から見たら自分たちだけで好きにやってればと言うような内輪話のような幾日かの出来事でしたけれど、昨今の情勢ではそう過ごせた貴重な日々だと感謝しています。  さてブログ 今年はどうかな

2021年1月16日土曜日

七草がゆ

 


お正月  正月三日までの三が日。そのあと7日までは松の内、そして15日の小正月も過ぎいよいよお正月も終わりとなりました。 12月 師走 大晦日からこの間ご馳走をたくさん食べてお酒も飲んで、生活リズムも常とは大違いの楽しい間でした。 そこから普段の生活に戻るのは多分につらいもの。そんな時に“七草がゆ”と言う風習があります。 おコメ一合に一リットルの割合でおかゆを焚き、刻んだ七草を加え塩で味を調えて出来上がり。 七草の名前を言って見ろと言われても暗唱できるわけではありませんが、雪で七草を手に入れるのができない時は七品でもいいのだそうでそう思うと少し気が楽になります。 暴飲暴食で疲れたお腹にやさしい、師走28日の御用納め、正月4日の御用始め… 気持ちの上でも、いい区切りになるのではないでしょうか。

2021年1月4日月曜日

昨日と変わらない今日を過ごせる幸せ


 始まってしまえばあっという間のお正月休み。振り返って見て、なんてことは無い「何をしたんだろうか?」と呵責の念にとらわれてしまう程です。これが、リゾート地に来て「何もしない」と名所旧跡の記念(証拠?)写真を撮って回る日本人の休暇の過ごし方の違いでしょうか。 でも昨今の事を思うと、変わらずに家族と共に過ごせること。昨日となんら変わらない 特別なことのない毎日を過ごせることの方が本当は奇跡・感謝すべきことなのですから本当に恵まれた毎日だったと感謝しています。

所で。ここへきてこれまでになく家のあたり・庭に鳥達が多くいることに気が付きます。 このところの降雪で柿畑の取り残した柿は雪に埋もれてしまいましたが、庭の木々の実が例年以上に多く残っているからでしょうか。 首を両肩の間にうずめた有様はいくら羽毛があるとはいってもこの雪の中寒いだろうにと思って眺めています。 そして、尾の形から言うとトンビでしょうか、大型の猛禽類がこれまたたくさん舞っています。 木の実を頼りに小鳥たちが集まり、それを狙って別の鳥たちが集まってくる。追いかけ逃げるところも見かけます。この、寒く食べ物の限られる冬を乗り越え春を待つ。私が「雪道は大変」などと言っているよりはるかに直接に命のかかっている生活。春が本当に待ち遠しく思います。

2021年のお正月


2021年のお正月・元日は、数日寝かせて旨味の増した鯛を少し厚めのお刺身に造って、アルコールも久しぶりに飲ませてもらいました。 この年末年始。大晦日は、数年に一度の寒波という予報にたがわない強い風が吹き続け、夜中の3時ころには除雪車の音も聞こえてきて「元旦はどれほどの雪の中で迎えるのか」と思わせるほどでした。 明けて2021年の元旦は私の心配を杞憂に終わらせてくれる穏やかなものでした。 前夜、カウントダウンをしたわけではありませんが遅くなった分ゆっくりな朝を迎え、早夕飯 入浴剤を入れたお風呂につかりゆっくりと過ごしました。 2日の日は雪の合間を縫ってこの冬初めての雪かきを 。雪はかえって多い様なのに除雪車が回ってこないのはなぜだろう? 多く降ったからここまで回って来れないの?などと思いながら。 除雪、車のかき出しは大雪の予報が出ていましたのでいつもより道路寄りに車を止めていた事もあり、思いのほか早く終わり3日の今年最初の日曜日・礼拝に行く準備完了。 3日の朝は、雪道でどれほどかかるかと言う心配もどこへやら、例年ならお参りで混む神社近くの道も今年はすいすい。礼拝、そしてその後も夕方近くまで楽しいひと時を過ごすことができました。 

今日4日、正月三が日も明け仕事始め。これから元の生活にゆるゆるとペースを上げていくこととなります。