2014年8月2日土曜日

繰り返される人道上許されないガザを巡る争いを直ちにやめるよう訴えます


 
 

一段とひどい状態となっているガザの争いを直ちにやめるよう訴えます。

 

もう何年も前のことになるけどレバノン・ベイルートを封鎖しての攻撃を行うまで、心情的にはナチスによる蛮行のこともあるので何とかイスラエルがこの地で共存できないものかと思っていました。でもこれじゃ、今度は自分達が加害者になったということだぞと思ったものです。

今回のガザ攻撃の直接のきっかけはイスラエルの3人の少年が誘拐され殺されガザの子どもが誘拐され殺されたことがきっかけ。双方に主張があるだろうけれど、これを根拠として許していたら本当に際限がないと思います。

この誘拐と殺人は、どんな言い訳をしようと犯罪ですよ。犯罪として犯人を捕まえ責任を取らせるべきです。 イスラエルの少年なら誘拐してもいいんだ殺してもいいんだなんてことは許されることではありません。ガザ・パレスチナの子どもなら誘拐してもいいんだ殺してもいいんだなんてことはどう考えても通ることではありません。どんな言い訳をしようとも犯罪だということをみんなが認識する。まずそこからじゃないでしょうか。

 生まれた時から身の回りに・日常に争いのある人たちに向かって、遠く離れて暮らす人間が何を言うと言われるんだろうけれど、今の状態は人道上決して許されることではありません。

2014年8月1日金曜日

映画 「世界の果ての通学路」


映画冒頭の語りで「学校まで1時間半も2時間も・・・」というのを聞いて、ただ学校に行くのだけでも大変だ! と思ったけれど、考えてみると、地域文化の破壊にも通ずる強引な学校統廃合によってここ日本でも毎朝の通学が1時間も2時間もという地域・子どもが増えている現実に気付きました。通学路で野生動物に襲われるとか天候が荒れて命の危険がとは別の意味合いだけれど大きく変わってしまったものだと思いました。

 

日本と映画に描かれた国々が抱えている困難な状況を理解したうえで、大きく違っていることがあることにも気付きました。

映画に取り上げられた国々の子・親・地域の人たちは、学校に行くということ自体が社会を変えていくこと、教育を受けることで未来が開けると信じています。

もちろん何も問題がないなんてことはないと思います。でもそれは日本のような社会・教育制度から生じる問題ではなく、発展途上国ゆえに生じている諸問題・個々の問題という大きな相違があると考えています。困難さの質が違っています。日本では学校に行くことが苦痛になっている、それで未来が開けるわけではないことに気づいているというところで、日本の子供たちがかわいそうに思えます。

2014年7月29日火曜日

WCC AALA 二つの講演会   2/2

 
二つ目は、一日おいた7月12日(土)に聞かせてもらった新潟AALA第7回総会の時の、「ASEANの平和の流れと日本外交」-文明の交差点がはぐくんだ東南アジアの多様性と統一-と題して行われた記念講演。 講師は 新聞社の元ベトナム特派員・日本AALA国際委員会委員のS・Kさん。

Sさんは、定年後役員として会社に引きとめられるわけでもなく、この日紹介された略歴にも“長”のつく肩書はないものの、長年にわたる特派員時代の人脈・経験を活かしてASEAN諸国と日本の懸け橋として交流を深めている人でした。 
 その人が、ASEAN結成までの事、果たしてきたこと、今の潮流などを詳しく話してくれました。

ASEAN=東南アジア諸国連合は、日本のマスコミから「話ばかりで何にも決まらない」と揶揄されることがあるそうです。というのは、とにかく話し合いを大切にし話し合いで解決しょうとする。ASEAN加盟10か国の多様性を受け入れつつ全会一致を追及する。年間1,000回を超える各種の会議が行われている。というところを、そのように見ているということなのかもしれません。

ASEAN結成までには、バンコク宣言=平和5原則 バンドン会議=バンドン10原則=非同盟諸国運動をへて。まず道義的拘束、そして例外なしの不干渉、大国主義の軍事同盟の排除、コンセンサス外交を生み出してきました。
そうして結成に至ったASEANはその憲章に ・政治・安全保障共同体 ・経済共同体 ・社会・文化共同体 を謳っています。
当初5か国から始まったASEANは、30年かけて10か国の連合体になったそうです。新たに加盟した5か国は以前政治的に対立していたベトナムなどの国々。わたしも当時それをきいたときびっくりした覚えがあります。来年にはEUにならって、ASEAN共同体発足の予定だそうです。(2015・12・21発足予定)  

 私は初めて知りましたけど TAC=東南アジア友好協力条約 のことも紹介してくれました。
こちらはその理念に、徹底した平和主義 国家間の紛争解決のために武力行使をしない を謳い、今やTACがこの地域の平和維持の行動規範になっているんだそうです。 (TACには現在は22の国が加盟)

 こちらの講演会は、東南アジアの国々において、どういうことをへて今に至っているのか、これからどこへ向かっているのかを詳しく聞くことができたように感じています。

 

 

 「日本・中国に比較すればASEAN諸国は小さく、誰をも威嚇しない。しかし、ASEAN諸国が結束すれば十分に大きくて、諸大国間のバランスを維持することができ、諸大国間の開かれた競争を維持できます。」 スリン・ピツワン元タイ外相談

WCC AALA 二つの講演会  1/2


期せずして、同様の趣旨を感じさせるテーマの講演を、短い期間に聞く機会に恵まれました。

一つは、KKさん 関西学院大学神学部教授を講師に 世界のキリスト教界の新しい動向 -WCC釜山総会に参加して- と題して(7月10日)行われた講演。 注 WCC =世界教会協議会

 講師のKKさんは、とにかく“長”のつく肩書きが多い人。名を成した人なんでしょうねぇ。(日本キリスト教学会理事 日本宣教学会副理事長 日本キリスト教協議会宗教研究所理事 世界教会協議会信仰職制委員 他) 
 講演内容は一言で言って期待外れでした。自分が行ってきたところ・参加した会・会った人を紀行文的に紹介しただけ。「世界のキリスト教界の新しい動向」というテーマならば、これからに向けて今取り組んでいることもっと具体的に紹介してほしいと思いました。
 その最たるものは、この7月の2日から8日に行われた世界教会協議会中央委員会の出した“4つの声明”のこと。話によると、その4つの声明のうち2つが日本に関することだった、と言うのですがそれが一体なんなのか全然話に出てこないのです。こういうことこそ話すべきではないか、と思いました。お世話になっているこの催しを運営してくれた人たちの、大学時代の恩師だということで躊躇してしまいましたけど、あまりにも表題と違っているので一言言ってやろうかと思ったほど。

ちなみに、その4つのうちの2つとは ・この地上からあらゆる「核」(核兵器・原子力エネルギー・原発)を取り除くことを求める ・非核世界の実現を求めて というものでした。受けもしないテンポの悪い軽口を話す前に、これこそが当日のテーマ 世界のキリスト教界の新しい動向 に沿った話だったなと改めて思いました。

 

おまけ 気付いてしまった NCC=日本教会協議会 の限界
WCC委員会にNCCから2名代表を選出することになった時、代表選出基準として・若い人・女性 にこだわってくれということが伝えられていたそうです。けれど、選ばれたのはKKさんとKKさんと同世代の男性が選ばれ、結果一人は代表として受け入れられずKKさんだけが参加したことがあったそうです。 
この話、一人は認められないという状況の中でも私は認められたなんて形で紹介するような事柄ではないと思います。この経緯は、NCCとして反省すべき事柄。・若い人・女性 に席を譲る時期だったという事柄だったんではないでしょうか。それに思いが至らないということ自体がこの組織の現状・限界を示している事柄だと思いました。それにしても、少しは期待していたんだけどなぁ。

2014年7月25日金曜日

ご機嫌な映画 「ソウルガールズ」(原題・THE SAPPHIRES)


2週にわたる講習会の前半がやっと終わりました。今は日の長い時期なので暗くはならないけど、まるまる朝から夕方までみっちりのカリキュラムでさすがに疲れました。でも講習の目的が・視力に障害を抱えた人が出かける時の安全確保・公的な書類の代読や代筆から出かけた時の食事まで様々な情報伝達の仕方を学ぶためのものなので、それだけの内容と時間がかかるのは当然でしょうけど。(視力に不便のある人に、お料理のことを伝えるためにもっと食材や調理方法のことを学ばなければと感じました。)

 

ところで、先日ご機嫌な映画に出会いました。邦題「ソウルガールズ」(原題・THE SAPPHIRES)
トレーにディスクをおさめ映画スタート。“盗まれた世代”を題材にした「裸足の1,500マイル」(2002年オーストラリア映画)を思い出す白豪主義時代のオーストラリア。
その白豪主義のオーストラリアでのアボリジニとしての主人公たちの生活・人生の閉塞感。そんなオーストラリアではかなえられようもない夢のため、生活のためベトナム(戦争)まで行く。自分たちも命の危険にさらされるベトナム戦争の生々しさ。そこへも行かざるをへない選択肢のなさ。そこまでもしっかり描かれた、単に乗りのいい綺麗にとどまらないそんな背景がしっかり描かれながらも、音楽も絵もきれい、テンポもいいし展開を期待させる出だし、途端にご機嫌な気分になる作品でした。

おすすめ。

2014年7月21日月曜日

「日本十進分類法(NDC)」講習


前々から関心のあった書籍の整理の仕方・書架整理の講習を、来月お盆明けに新装開館する坂井輪図書館で受けてきました。(7月20日)

今回の新装開館は地区事務所・公民館の移転整備に合わせてのもの。私の目算で5倍くらいの床面積に広がり、これまで扱われていなかったAV関係の取り扱いも始まるということで音楽や映像のソフトが並んでいました。面積が増えた直後なので書架はまだまだガラガラ、これからが楽しみです。


始まりの説明で、日本のほとんどの図書館は「日本十進分類法(NDC)」で分類 配架していることが話されました。→これこれ。これが聞きたかったんですよ。 
注 併用されていた「別置」という分類はローカルルールのようです。ちょっとあいまいなところがあったので質問してはっきりしました。

説明の後さっそく実習に移ったのですが、これが結構大変。何せ基本3桁の分類番号。そこへコンマ以下の番号が追加されたり4桁になったりが混在しているんです。広くなり・増えた書架に一桁目の類でとにかくおさめたという感じで、二桁目の鋼 3桁目の目は混在状態です。その上本のサイズもさまざまで、最初はなれなくて“目が泳ぐ”ような感じでした。

そんな感じで始めたのですが、不思議不思議。鋼や目 事の分量もだんだん頭で分かるようになり、棚の配分もできるようになりました。トランプゲームの神経衰弱のようにあそこに何番があったなんてことも浮かぶようになり、作業スピードが上がってきました。「ご苦労様でした、終わりにしましょう。」と図書館の人が来たときにはだいぶ整理することができました。どうやら(私は他の受講者より)倍以上作業が進んでいたようです。

 私この作業合ってるような感じが途中からしていました。あれをこっちへこれをあっちへ、黙々と入れ替える。気持ちもだんだん落ち着いてきて無になれる感じ。これいいかもしれない。時々来てさせてもらおうかな、という気持ちになりました。