2014年7月25日金曜日

ご機嫌な映画 「ソウルガールズ」(原題・THE SAPPHIRES)


2週にわたる講習会の前半がやっと終わりました。今は日の長い時期なので暗くはならないけど、まるまる朝から夕方までみっちりのカリキュラムでさすがに疲れました。でも講習の目的が・視力に障害を抱えた人が出かける時の安全確保・公的な書類の代読や代筆から出かけた時の食事まで様々な情報伝達の仕方を学ぶためのものなので、それだけの内容と時間がかかるのは当然でしょうけど。(視力に不便のある人に、お料理のことを伝えるためにもっと食材や調理方法のことを学ばなければと感じました。)

 

ところで、先日ご機嫌な映画に出会いました。邦題「ソウルガールズ」(原題THE SAPPHIRES)
トレーにディスクをおさめ映画スタート。“盗まれた世代”を題材にした「裸足の1,500マイル」(2002年オーストラリア映画)を思い出す白豪主義時代のオーストラリア。
その白豪主義のオーストラリアでのアボリジニとしての主人公たちの生活・人生の閉塞感。そんなオーストラリアではかなえられようもない夢のため、生活のためベトナム(戦争)まで行く。自分たちも命の危険にさらされるベトナム戦争の生々しさ。そこへも行かざるをへない選択肢のなさ。そこまでもしっかり描かれた、単に乗りのいい綺麗にとどまらないそんな背景がしっかり描かれながらも、音楽も絵もきれい、テンポもいいし展開を期待させる出だし、途端にご機嫌な気分になる作品でした。

おすすめ。

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