その道の専門家でない人はこんな感覚になるのでしょうか?
一万円をペソにすると(これまでの3回では毎回違っていましたがここでは仮に)4,200ペソになる、万→千なんて聞くとお金が減ったような・円が弱いような感覚になってしまいました。 このことと、その両替したお金で実際のところどれだけの物が買えるのか・価値があるのかはまた別のことなんですけどね。
じゃあ実際はどうだったのかを羅列ですけれど私が見聞きしたことで書いてみます。
・ガス
泊めてもらったお宅の熱源・煮炊きはプロパンガスでした。
ケニア・ナイロビだと最初にボンベを買うんだったか相当分を支払うんだったかしてからでしたが、こちらはそのあたりがどうなっているかまでは確かめられませんでした。
料金は10㎏300ペソ。連絡をすると、側車付きのバイクで配達してくれました。
・上水道
泊めてもらったお宅には上水道がありました。でも飲料としては適していないようで、飲み水は別に20ℓのポリタンクで買っていました。自分でも買いにも行っていましたが、これも連絡すると側車付きのバイクで配達してくれました。
・下水
太い本管があり大規模な下水処理場があるのかまではわかりませんでした。
家の前のコンクリート敷きの道は両端に向かって少し傾斜がつけられ端が少し窪められていました。そのところどころに小さな穴があけられていて雨水はそこに流れ込むというようになっていました。でも穴は小さいし取り外しのできる蓋があるわけでもないので詰まったりしたらどうなるのか心配になりました。
トイレや台所の生活雑排水の流れていく先までの確認はできませんでしたが、近くに流れていったものが溜まっている所や臭いはしませんでした。
・トイレ
水洗式でした。と言ってもタンクについているレバーを動かすなどして水を流すのではなく、脇に置かれた大きなバケツにためられた水を手桶で汲み便器に流す式でした。壁にパイプは設置されているんだけど水は来ていないのかな?
便座はついていませんでした。
用を足した後はトイレットペーパーを使うのではなく手桶で水を汲み手で洗っていました。世界にはいろいろなやり方があるからこれはこれかな。
・電化製品
お店を見たところでは品ぞろえにそん色は感じませんでした。
総じて安いような感じがしました。例えば冷蔵庫は日本なら普及品クラスだと円換算で2から3分の一、それよりも少しグレードの上のものでも日本の2から3・4分の一くらいかな。現地の人の月収から考えてみると十分に高額商品のようですが。でも冷蔵庫は、そもそも日本のように幾日か分をまとめて買っておくとか残ったものを痛まないようにして取っておくというようなものではなく、その日の分をその都度買いに行くという生活スタイルがまだまだ残っているような感じだから私が思うほどにはほしい・必要とは思わないのかもしれません。
泊めてもらったお宅のテレビはソニーのロゴのついている大きい液晶でした。コンポーネントステレオもありました。これもソニー、と思ったら似た名前の別メーカーでした。カラオケもできるもののようです。カラオケは好きみたいです。音はカーステレオもそうだけど、とにかく低音のブーストがすごい。私からするとバランスが悪いと思うんだけど、こういう音が好きみたいです。鳴らすときは夜でもお構いなしにすごいボリューム。
エアコンも窓枠にはめるタイプに物がたくさん並べられていました。そして安い。道から見ていると、設置してあるお宅が結構ありました。ただし泊めてもらったお宅もそうだけれど、電気代が高くてそう稼働していません。
炊飯器や扇風機は安い値段からたくさんありました。ただし圧力式となると急に高くなっていました。
メーカーは日本そしてフィリップスもありましたが、圧倒的に多いのは中国製。 ケニアに行った時もそうだけど、色遣いなどで良くも悪くもすぐ中国製とわかります。韓国製もあるんだけど評判は今一つのようでした。
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