2016年12月2日金曜日

一つ勉強になりました


 
相手の名前がちゃんと記載されているだけでなく、これまでに至るすべてが必要。



今夜の(スカイプ)PCモニターに映る彼女はいつもに増していい表情。

私によく見えるようにか顔の前で顔写真付きの証明書(?)をこちらに向けています。 今一つピントが甘くて字が判読できないので何なのか聴いてみたら、日本でいうところの戸籍謄本にあたるものだそうです。これで名前(苗字)を変えたパスポートも近々できるそうです。 やっと! と正直なところ思ったけれど、やっぱりうれしい。彼女がうれしそうな表情をしているのがほんとによくわかります。だってこれまで長かったもの。

どうしてこんなに時間がかかったのか? だって結婚したのは4月ですよ、それが11月も終わりになってやっとなんですもの。私の方は在留許可申請の手続き彼女の方は名前(苗字)を新しくしたパスポートの手続きを進めていました。それがなかなか進まない。聴けば今年大統領が変わってそれで時間がかかっているとの由。それでも何度かのやり取りの後1012日にできると聞かされ楽しみに待っていました。それが10月はだめで11月にやっとだったんですから。



聞かされていた「大統領が変わって時間がかかっている」もあったのかもしれません。でも一番は正しい情報が伝わらなかったがその原因とわかりました。

つまりこういう事です。

私はフィリピンでも、式を挙げその旨届け出れば終わるものだと思っていました。だってそれで出してもらった証明書で日本での戸籍の手続きは完了したんですもの。

 帰国する前に言われました「この証明書で手続きをして、(日本の)戸籍謄本と住民票をすぐ送ってください。」と。 ここが実は取り違えたところだったのです。

 実は私これまでに結婚と離婚を経験しています。そしてこの間の転居・書式変更によって、今居住している行政区での戸籍謄本に載っていなかったのです。確かに手続きを終え名前が載っている記載内容になっていれば足りるものだとばかり思っていたのです。

 もちろんそれは当然のことなんでしょうけど、前に結婚していたことそしてちゃんと離婚の手続きがされているという一連の流れがわかるものが必要だったのです。すぐ前住んで居た行政区の戸籍謄本も取り現在のものと合わせて送り直しました。それで一気にというかやっとというかあちらの手続きが進んだというわけです。

 彼女にはちゃんと話しましたので知っていることとはいえ、前のこと(離婚)が載っていない戸籍謄本を手にして正直なところ安堵の思いでした、ちゃんと彼女のことは記載されているわけだしそれで足りると思っていたのです。だけどそこが違っていたというわけです。 

つまり “相手の名前がちゃんと記載されているだけでなく、一連のここに至るすべてが必要” という事だったわけです。 

この私の経験が誰かの役に立つかもしれないと思って書きました。 

国が変われば手続きも様々、勉強になりました。

0 件のコメント: