21 12月3日 「トランボ」 シネウインド
日本 新潟での公開を待っていた作品でした。それというのは、2015年10月初めてフィリピンに行く飛行機で途中まで・終わりの方を見逃した作品だったからです。縁だと思いますが、ダルトン・トランボのことを知りたいという事だけでなくラストを観そびれていたのでその意味でも観たい作品でした。
第2次世界大戦後のアメリカ社会 ハリウッド映画界において“ハリウッド10”と呼ばれた人たちのことはもちろん知っていました。その中心人物ダルトン・トランボ、振り返ってみると、ダルトン・トランボがかかわる作品をたくさん視て来ました。
もちろん映画にするうえで脚色はあったでしょう、そうわかってはいながらもそんなこともあったのかと切なくなる逸話がいくつもありました。“ハリウッド10”と呼ばれた人たちはもちろん、周りの人たちも映画に描かれていた以上の困難があっただろうことは間違いありません。 その中でも今回作品を観ていて、特に印象に残っているのはジェームズ・ギャグニーの逸話。昔ジェームズ・ギャグニーの作品を観ていて、これほどの人が何で?と思った覚えがあります。顔立ちが時節に合わなくなった?背がもう少し高かったら違ったの?作品のはやり
キャラクター?裏切り?なんてことを考えた覚えがありますが、大変だったんだな苦しかっただろうな と感じさせられました。この映画の主人公であるダルトン・トランボが大変だったのはもちろんですが、今回映画で描かれた人そして描かれなかった人たち全員がいったいどれほど苦労したことだろうとおもいます。
当日99席のミニシアターはいっぱいでした。作品自体はもう少し…というところが全くないわけではありませんけど力の入った作品、チャンスがあればぜひ一度。
22 4日 「ストリート・オーケストラ」 イオンシネマ西
単館 短期間上映、見逃していたら気になる作品だったので幸運でした。
ブラジル・ファベーラ 経済的
社会的底辺に押し込められた人たちが暮らすという地区。ここで生を受けた人はここで死ぬしかない、ここと違う世界 違う人生が送れるなんてことが考えられない生活。希望なんかない毎日の生活と人生。そこへ、わずかばかりの報酬さへ貴重なほどに行き詰まった才能を持ちながらも挫折体験のある音楽家がやってくる。それを契機に始まる新しい動き。
出会い別れ 運命の皮肉 本来どの人にもあるはずの可能性・未来。
どこにでもあることではないから話題にもなり映画にもなったのだとは思うけれど、出会い
人間は変われるという事を見せてくれた作品。
どうしようもない暮らし・社会、平和のため未来のため子ども達のために何とかしなくちゃと改めて思います。
23 12月7日 「古都」 ユナイテッドシネマ
これまで何度も映画化されている原作。この作品の女優さんを歴代の女優さんと比べると今風というか小粒というか、特に体形が変わったなぁと感じます。着物姿が似合う美しいと思うのは、やっぱり撫で肩と柳腰そして寸胴なんだなぁと改めて感じました。
他作品を観に行ったときの予告編で「ラースとその彼女」を思い出させる音楽に惹かれて観に行きました。思わぬ人が出ていたりしてびっくり、これはもうけ?
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