2017年5月2日火曜日

想像力の欠如が世界の平和を一層危ういものに


今これまでにまして北朝鮮に関して緊張が高まっているのは間違いありません。いざ戦争それも核兵器が使われでもしたならばその影響は一気に地球規模の物になるのですから恐ろしいことです。

その恐れは「テーブルの上にすべての選択肢がある」と言ってはばからないアメリカのトランプ大統領と共に何をするか予測不能と言われている金正恩北朝鮮最高責任者が対峙し続けているのですから収まる気配がありません。 それに加えてこのたびもいち早くアメリカトランプ大統領支持を表明した日本の安倍首相の存在。安倍首相はもともと想像力の弱い人ですから、権限を持っている自分がトランプ大統領の言っていることやっていることを支持するということは日本にとってどのような意味を持つのかどのような結果を招くのかが想像できていないのでしょうが、日本そして世界の平和を一層危ういものにしています。



このたびの北朝鮮問題、ここへきて徐々に対応の違いが出てきました。核実験をしたらもう戦争しかない、やるかやらないかではなくいつやるかだけだと言ってはばからないアメリカのトランプ大統領とそれを支持する日本の安倍首相。それに対して、中国そしてロシアは対話をもって北朝鮮に接触しているというのは望ましい姿勢だと思います。
 報道とそれへの反応では、本来なら最も緊張が高まっているはずの韓国に比べても日本は大げさな反応をしているそうです。失敗に終わったとされる弾道ミサイル発射実験によって東京の鉄道が止まるという反応に対しては、北朝鮮に直接接している韓国においてさえ日本の反応は“大げさ”ととらえられたようです。 テレビのどのチャンネルどの新聞・マスコミからもアメリカ合衆国と北朝鮮は一触即発の状態にあると繰り返し紹介され、加えてあおるような安倍首相の言動によって“大げさ”と評されるほどの反応を示すようになっているのでしょう。

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