・注意するのは、とにかく焦がさないこと。一度焦げた臭い・味はどうにもならないそうです
・灰汁取り 当日は桑の実ジャムのほかに講師の方の家で取れたという小粒のイチゴのジャムも作りましたが、こちらは水気も多く灰汁も出ましたのでお玉で灰汁をすくい取りました。桑の実ジャムのほうは量がイチゴより少なかったからか水気の出方がもともと少ない材料なのか灰汁を取る手間は必要ありませんでした。 材料によって、状況に応じてという事なのでしょうか。 灰汁も味というか、個性
特徴なのでわざと取りきらないという事にもするようです。
・レモン汁 は入れなくてもいい。 ジャム作りにはレモンを入れるものだとばかっり思い込んでいたら、甘味を強めるための酸味という使い方もあるそうですが固めるために入れるんだそうです。レモンに限らず柑橘類全般使えるそうです。より固めにしたい場合はゼラチンを使う手もあるそうです。
・水気を加えずに火にかけても大丈夫。 材料から水分が出てくるから改めて水は加えなくて大丈夫。 一度ミキサーにかけてから鍋にかけるようなもの、たとえばニンジンジャムを作る時ミキサーが回りやすくするためその段階で少し水気を加えることはあるそうです。
出来上がった少し赤みを帯びている黒い果肉の桑の実ジャムの、赤っぽく染まった細かい種は口に運んでも気になりません。 味は甘味の中に青みを感じるような味。食感的には市販の物に感じるゼリーそれも少し硬めのゼリーのようなものとは違う食感。鍋 火にかけていた時の汁気は 火からおろし冷めると汁気が消えて桑の実そのものを口に運ぶような感じ。
この講座を終えて感じたのは
・ジャム作りは決して難しいものではない。
確かにこの日のジャム作り、これまで私が持っていたイメージに比べるとはるかに手軽。
・大変だと思ったのは、とにかくジャムの材料集め、白いものはもちろん赤いものもまだ早いんだそうで黒く熟した桑の実を集めることでした。 この日のジャム作りに向けて、主催者の人がこまめに採取して冷凍しておいてくれた桑の実があったのでどうにか形になりましたけど。 なんでも今年はいつもの年より黒く熟すのが遅いとのことでした。
昔々の“狩猟採取”生活、木の実などを採取してくる生活(手間)は大変だっただろうなぁと痛感しました。
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