2017年6月16日金曜日

O2 14-11-7 大きなシーサー


 アーケードの向こうが広く明るくなっています。出た先は、左斜め前には奥へ向かって少し上っている道、左から右へ流れてくる道は幅が広くゆるくカーブしながら先に伸びています。その道に向かって立っている私の右手には、威厳のある顔立ちの大きいシーサーが玉に前足をかけて半立ちの姿勢でいます。ずいぶん大きなものです。こんなに大きなものもあるんですねぇ。  
国際通りと反対側にアーケードを抜けシーサー作り体験のできる壺屋近く。桜坂中通りから神原大通に変わるところで見つけたこのシーサーには“壺屋うふシーサー”という名前がありました。 仰ぎ見る人と比較すると その大きさがわかると思います。ゆいレール牧志駅にもこちらと兄弟にあたる大きなシーサーがあるそうです。

シーサーの由来は古代オリエントにまでその起源はさかのぼるとのことですが、身分のある人のお墓や城 集落の境等に置かれる災い除けだったそうです。
でもシーサーと言われて私が思い出す逸話は、明治以降一般の人も家の屋根を瓦でふくことができるようになってから屋根をふいた瓦屋さんが漆喰と瓦のかけらで魔除けとして作ったという話。火災や広く魔除け災い除けという事で屋根の上に置くようになったという話の方が印象に深いですね。

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