月間の会員向け冊子の中の趣味紹介の連載企画に噺家の柳家喬太郎師匠の名前を見つけました。
その紹介文の中で筆者は、『2011年3月11日の東日本大震災のちょうど一年後の2012年3月11日の「震災被害者の追悼と脱原発集会」の日も独演会に足を運んだ。 午後2時から始まった噺。ちょうど地震が起きた時間になり「せめて被災地に思いをはせるだけでも」と目を閉じた時 師匠の噺も落ちに。 そして師匠は「震災を忘れたくて来られている方もいらっしゃるかもしれませんが…」と話して会場全体で黙とうを捧げた。』というエピソードを紹介していました。
東日本大震災、私も支援活動で現地に入りました。 そして「早く日常(の生活)」を取り戻すことの大切さを改めて認識しました。 当時、こういう時だからこそ笑いを 楽しみをという声もあったけれど様々な行事が自粛させられてしまいました。
“時” 時が癒してくれるという事もありますが、時がたっても忘れない こだわり続けるという事も大切。落語は笑わせる演目だけではないけれど、人を笑わせ でもこの人は忘れない こだわることを辞めない人という事を改めて知りました。 いい噺でした。
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