いくら思うようにならないからと言って、普通の法律とは別格の憲法を軽々しくも解釈だけでどうにかしてしまおうなんて見当違いも甚だしい安倍さんの行動に関しては96条の時にもまして広範な人が口を開きだしているので、心ある人はそれらに耳を開き賛同の意を示してもらうとして今日はちょっと別のこと。
いまさらとかそんなことも知らなかったのと言われると言い返すこともできませんが、実は昨年96条に関しての色々な人の話を改めて聞くまで私は、憲法は国民を守るものだとずっと思ってきました。
それは朝日訴訟をはじめとしていくつもの生活権
人権闘争のことを多少なりとも知っている身として、戦いの進め方
根拠として幸福で最低限の生活はこの憲法が保障してくれているんだ守っていてくれるんだという視点だったようにとらえていたからなのです。
それも確かにそうだし間違いではないと思うのですが、この間 憲法は権力者を縛る 権力者にタガをはめるものだ という発言を耳にしてはっとしました。
王様皇帝…いろんな権力者の呼び方がありますけど(でも自分で自分を神だと言うのは日本だけじゃないのかな)時代が進むにつれてただ兵隊を持っているとかだけではなく、なぜ王権を持っているのかの説明をしなくちゃならなくなったり(王権神授説)王様は王様のままなんだけどその権限の履行に際しては王様個人の勝手が許されなくなる、まさにタガをはめられるということでしょうか立憲君主制になったり、と社会は変わってきたわけです。
人類が長い年月の中で勝ち取ってきたものの中の一つが“憲法”という宝物なのだ。
そう思うと、生きていくうえでの人権とか生命生活にかかわることはこの憲法の精神にのっとってもっともっと主張要求してもいいことだったんだと気づかされました。
現行の“選挙制度”の弊害の結果でしかない現在の国会内での多数派形成。でも国会内においては多数派は多数派なんですよね。それなのにやりたいことが思うようにいかない現状には頭を抱えているでしょうねぇ。
それは、安倍さんの国の内外で言っていることやっていること実際が違っているということ、その矛盾がいよいよだれの目にも明らかに、そして大きくなってきているからに他ならない帰結でしょうね。
安倍さんのおかげで私も含めて多くの人がいろんなことに気付かせてもらいました。そのことに関しては感謝しなければいけない?
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