2014年11月27日木曜日

劇団 A 公演終わりました


8月頃だったか「今考えている舞台に出てもらえないだろうか」と声をかけてもらっての 久しぶりの舞台らしい舞台公演終わりました。

いやぁ~今回は今までで一番きつかった。9月下旬に一稿をもらって、その後私の方が、子どもたちとの映画製作 10月後半は移動支援の研修、11月に入って沖縄に出かけてずうっと忙しかったのです。おまけに、27度の沖縄から帰って来た新潟は11度。その気温差実に16度、飛行機直行便で2時間ちょっとで激変プラス出かける前に封を切っていたものが傷んでいたのか悪寒 腹痛で4日ほど寝込んでしまいほんとに練習ができなかったのです。

おまけに、このところの生活リズムをいきなり変えて当日早起きしたもんだから頭がボーっとしてすごくきつかった、大変でした。そんなこんなで午前の通しと、午後のみ2回公演の一回目の方はもうボロボロ。

それなのにアンケートが意外なほど好評だったのでビッツクリ。これはストーリー・盛り込まれたテーマ・ネタのせいかなぁ。

話、8月最初に聴いたときは、東京・実家を離れて大きな町に出ていた娘が就職ニートとなって今家に閉じこもっている、そしてその家族というようなことを聞かせてもらいました。その後出来上がってきた台本ではプラスして、家族のことを思いながらも妻に任せっぱなしの夫・父親、認知症の入ってきた母親その介護を抱えた専業主婦。 そこへ3.11で大きく深い傷を負って戻ってきた娘が加わる。年寄りには動物がいいそうだと後先考えずに犬を買ってきた父親。予期できないことが起こり始める。母親は母親で一生懸命なんだけど、その思いがうまく回らない。そんなせっぱつまった気持ちの時に目にしたボランティア募集の案内。3.11被災地のボランティア活動で家を出た母親を追って来た父親、ペットとのかかわりの中で自分が本当に好きな事を見つけだし歩き出す娘、3.11で深く傷を負い且つ再開した知り合いたちとのかかわりの中で自身を見直す娘。

これらのテーマかなぁ。 誰か一人とか一つの家庭がモデルというわけではないんだけど、ニートのこと閉じこもりをしている家族を抱えている家庭、夫婦 介護のことなどがちりばめてあったので、そのどこかに重ね合わせた人が大勢いたのかなぁ。

3.11 
3.11は人々にとってそれだけの衝撃を与えることだったんですよ。 最初に声をかけてもらった時まさかこんな話しになるとは予想だにしていなかったのにこのようになるとは。何かの縁を感じます。

 でも改めて思いましたけど、劇団ごとにほんとにスタイルが違うものですねぇ。
 日常を自然な演技でというのではなく 舞台の上で俳優どうし・役どうしで関係性を豊かにして一つの空間を作りそれを見てもらうというのではなく、このたびのは体を観客のほうに開いて大きな声で台詞を言う。まさに演技してるって感じです。でもまぁこちらのほうが多数なんだろうなぁと思いますけど。
 

 打ち上げ、ごちそうを食べてたくさん話をして楽しいひと時でした。会場となったMAMMAは前から行きたかったところ。  たくさん話した中で年齢の行った俳優が若い人を演じる方が、若い人が年寄りを演じるのよりもそれらしくやれると思うよというような講釈をしました。

ちなみに、服装・仕草・物、年齢が行ったから似合うようになるということがあると思っています。

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