2014年11月19日水曜日

沖縄県知事選が突きつける 日本の民主主義と伝えるということの成熟度



沖縄県知事選 オナガさんが当選してよかったーッ 各種調査、実際に先週沖縄に行きこの肌で感じて「大丈夫」だとは思っていたけれど、最後の最後まで何が起こるかわからないのが選挙でもあるから決まるまでは心配でした。よかったーッ。

何より基地問題が大きな争点になったこのたびの県知事選は、“物事の決め方”において選挙制度を持つ国でそれがいかに尊重されるかも見られているのではないかと思っています。沖縄一つの県を超えて日本の民主主義の成熟度さへ問われていた選挙だと思います。で結果は、辺野古新基地建設を良しとしない結果が圧倒的な大差で出されたわけです。(オナガ候補36 仲井間候補26)これまでの大集会や選挙で幾度も示された民意に対して自民党政府はそれを受け入れずに来ました。このところはそればかりか、自分に都合の悪い結果は無視という態度。このような態度はどうしてそのままにしておくことはできましょうか。

もう一つ目についたのは、自らを公共放送と銘うっているNHK(日本放送協会)の報道姿勢。

例えば民間の放送局、例えば政府が直接内容に関与する体制になっている国営放送ならいざしらず、まがりなりにも公正中立“公共”放送を標ぼうしているNHKの沖縄知事選、特に結果が出てからの取り上げ方の矮小化にすごく作為を感じます。

財産として大事にしてもらいたい「ニースはNHK」とか「NHKが言っているから」という信頼を台無しにしていますね。特にここにきて一段とひどくなったとはいえ、ここ何年かの推移を見ていると、それが全国ニュースのトップに来る事柄か?それくらいの扱いで済ませて足りる事柄?アナウンサーではなくキャスターやわざわざ呼ばれた解説者がその程度の内容しか口にできなくていいの!と嘆かわしく思います。

私のところはこういう立場ですよ・主義主張ですよと明確にして放送するならば見る方もそのつもりで見るかもしれません。けれど、公共放送 公正中立を言いながらのNHKの記事の取捨選択はそれ自体がとても作為的で問題だと思います。

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